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 ■ 【2011.12.19 『2011藤原祭〜冬の陣〜』記者会見】


  
63歳の挑戦は吉と出るか、凶と出るか? 
藤原敏男が決死のダイブ宣言! 12.22『藤原祭り』

 12月19日、東京・荒川区の藤原スポーツジムにおいて、3日後に控えた12月22日『2011 藤原祭 〜冬の陣〜 がんばろうニッポン!』後楽園ホール大会の直前記者会見が行われた。  同大会は、2003年より継続して行われているキックボクシング恒例の冬のお祭り。藤原敏男が指導する藤原スポーツジムの主催で、WPMF・JMD・STJ認定のもと開催され、今大会は東日本大震災へチャリティの思いを込めて「がんばろうニッポン!」の言葉が大会に冠されている。 
 この『藤原祭り』の名物となっているのが、藤原敏男が体を張って会場を盛り上げる恒例のスペシャルマッチ。過去には宇野薫や桜井マッハ速人が参戦したこともある同マッチは、ここ数年、藤原と公私ともに縁の深い初代タイガーマスク、藤原と同じ苗字にして同じ岩手出身の藤原(喜明)組長が連続して登場。10回目の開催となる『藤原祭り』の名物マッチに向け、藤原は「来てくれた皆さんに喜んでもらえるようなファイトをしたい。今年はリングのコーナーポストから、場外の佐山先生(初代タイガーマスク)に向かって飛んでみたい」と、キックボクシングでは決して叶うことのなかった“場外へのダイブ”を熱望した。  しかし、この日発表されたスペシャルマッチの組み合わせによれば、藤原と初代タイガーマスク(佐山サトル)は同じコーナー。それを知ってか知らずか、佐山へ向けてのアタックをぶちあげた藤原に対して佐山は「いったい誰が受けるんだと。選手生命最後になるならまだしも、人生最後になってしまうんじゃないか」とマスクの下であきれ顔。しかし藤原をいさめるどころか「飲んで死ぬのか、リングで死ぬのかという選択において、先生はリングで死ぬ方を選ぶみたいなので、藤原敏男の“死のダイブ”これを皆さんに見届けてもらいたい」と、縁起でもない見所を語る始末。暴走するレジェンド2人に他の参戦選手は苦笑しっぱなしの会見となった。  今年のスペシャルマッチ初登場となる他の参戦メンバーは男盛、アントニオ小猪木に加え「元気MAN」。この日まで正体不明だった「元気MAN」だったが、会見場に姿を現したのは元MAフライ級&フェザー級王者の山口元気。当初、出場予定だった「ムエタイマン」が来日不可能となったため、たまたま打ち合わせの場に居合わせた山口に白羽の矢が立ったという。  なりゆきで試合出場となった山口だったが「僕が格闘技をはじめたのも、佐山さん(初代スーパー・タイガー)と藤原組長のシングルマッチを見たことがきっかけです。そのときの2人と同じリングに上がれるというのは運命を感じます」と、めったにない試合経験ができる場に恐縮しつつ、ワクワクを押さえきれないという様子。「藤原先生はキックボクシングにおいて、生き神様のような存在。普段はお酒を飲んだときくらいしか絡めないですけど、リングの中でだったら絡めるので、あえて藤原先生一点狙いでいきたいと思います」と、試合出場のチャンスを与えてくれた感謝と普段からの尊敬の意をこめた、渾身のミドルを放っていくと宣言した。  過去の試合ではリング上に日本酒が登場したり、クリスマスケーキが登場したり、タッグマッチのはずがいつのまにか5対1となっていたり、出場メンバー全員のプレスを受けたり、昨年に至っては乱入した天龍源一郎のチョップを浴びるはめになったりと、藤原にとって苦難が続いているスペシャルマッチ。「周りが味方であっても敵みたいなもの」と警戒心まるだしの藤原を、パートナーのはずの佐山も「人生そんなものです」と一蹴してしまう。 
 藤原が宣言した場外ダイブは成功するか、そしてスペシャルマッチの結末は観客に笑いを呼ぶ喜劇となるか、年の瀬の悲劇となるか。「怪我なく終われることを祈りたい」という藤原の言葉が、悲痛な響きをはらんでいた。 

がんばろうニッポン!『2011藤原祭〜冬の陣〜』
■ 開催日時:12月22日(木) 開場:16:30(OP17時より)/開始:17:15
■会  場:後楽園ホール


■主催:藤原スポーツジム
■認定:WPMF/JMD/STJ
■協賛:アサヒフードアンドヘルスケア株式会社、住友スリーエム株式会社
■後援:GONKAKU/格闘技ウェブマガジンGBR/BoutReview.com
■お問い合わせ:藤原スポーツジム=TEL:03-3805-1457

■席種・料金:SRS席\20,000/RS席¥10,000/S席¥7,000/A席¥5,000 (当日\500増し)
■販売所:藤原スポーツジム 03-3805-1457
e+イープラスhttp://eplus.jp/battle/パソコン&携帯、ファミリーマート各店
各出場選手ジム


【<全対戦カード> 

▼メインイベント第3試合(第10試合)
『Top of Feather Final』  58.5kg契約 WPMF日本ルール 3分5R 
森井洋介(藤原ジム/WPMF日本フェザー級王者) vs 梅野源治(PHOENIX/ルンピニースタジアム認定フェザー級9位、前WPMF日本スーパーバンタム級王者、M-1フェザー級王者) 

▼メインイベント第2試合(第9試合) WPMF日本ウエルター級タイトルマッチ 3分5R 
渡部太基(藤原ジム/王者) vs T-98(クロスポイント/同級1位/挑戦者) 

▼メインイベント第1試合(第8試合) WPMFスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R 
SHIGERU(新宿レフティージム/同級1位) vs 藤牧孝仁(はまっこムエタイ/同級2位) 

▼スペシャルプロレスタッグマッチ 60分1本勝負 
藤原敏男、初代タイガーマスク、アントニオ・小猪木 vs 藤原喜明、男盛り、元気MAN 

▼第7試合 WPMF日本スーパーバンタム級次期挑戦者決定戦 3分5R 
一戸総太(ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF日本バンタム級王者/同級1位)vs 日下部竜也(OISHI GYM/WBCムエタイ日本同級王者/同級2位) 

▼第6試合 IT’S SHOWTIMEルール 61kg級 3分3R 
山本真弘(藤原ジム/元全日本フェザー級王者、Krushライト級グランプリ2009 優勝、Kick Returnトーナメント 優勝、IKUSA -U60 GP優勝) vs 金澤元気(新宿レフティー/WPMF日本ライト級1位) 

▼第5試合 WPMF日本女子 57kg契約 2分3R延長1R 
Little Tiger(F・Team Tiger/WPMF日本女子アトム級王者) vs 紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位) 

▼第4試合 WPMF日本ライトヘビー級 3分3R延長1R 
寒川直樹(バンゲリングベイ・スピリット/M-1ライトヘビー級王者) vs 悠生(藤サクレック7F/WPMF日本ミドル級4位) 

▼第3試合 WPMF日本ウェルター級ランキング戦 3分3R延長1R 
高修満(エイワスポーツジム/同級5位) vs 笹谷淳(TANG TANG FIGHT CLUB/元J-NETWORK同級王者/同級6位) 

▼第2試合 WPMF日本ウエルター級 3分3R延長1R 
板倉直人(スクランブル渋谷/同級7位) vs トースナー・ノンタチャイ(タイ) 

▼第1試合 WPMF日本ライト級ランキング戦 3分3R延長1R 
和城(TANG TANG FIGHT CLUB/同級10位) vs 若菜千明(レンジャー品川ジム) 

▼オープニングファイト WPMF日本ミドル級 3分3R(ヒジなし) 
光成N720(エイワスポーツジム) vs 原 博昭(峯心会) 

<チケット料金> SRS席20,000円 RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円※
当日は500円増し 

<お問い合わせ>藤原スポーツジム=TEL:03-3805-1457

  

 ■ 【2011.12.4 新生武道『武道 掣圏』大会直前インタビュー記事】


  
初代タイガーマスク 佐山サトル創建  『武道 掣圏』第二回武術大会
日時:2011年12月06日(火)開場/18時00分 試合開始/19時00分

 12月6日(火)に後楽園ホールで開催される『武道 掣圏』第2回大会。佐山サトル掣圏真陰流総監が創り出した新たな武道も着実に広まり、形になりつつある。
 今大会にも桜木裕司や間下隼人、斎藤彰文といった佐山直系の弟子たちをはじめ、これまでの大会に参戦してきた佐藤光留、若翔洋、山本裕次郎らの出場も決定している。
 その中で、一際注目を集めているのが、長井満也の出場だろう。−97キロ級契約で、竹嶋健史(スポルティーバエンターテインメント)と対戦する。
 長井はこれまでシュートボクシングやリングス、K−1など格闘技系団体だけでなく、全日本プロレスや新日本プロレス、DDTといった様々なプロレス団体に所属・出場。幅の広い活躍をしてきた。現在は、ドラゴン藤波率いるドラディションのトップレスラーである。
 そんな長井も今年で43歳。今回の『武道 掣圏』参戦は大きな挑戦となる。なぜ彼は今回の出場を決意したのだろうか? そこには10代の頃から始まった佐山サトル総監との深い関係が隠されていた――。


■「高校を中退して、スーパータイガージムに飛び込みました」

――佐山さんと長井選手の関係は相当古いんですよね。

長井 初めてお会いしたのは、三軒茶屋にスーパータイガージムがあった頃のことですから、まだ僕も10代でしたよ。学生の頃からプロレスは好きだったんですけど、初代タイガーマスクを観た時に「自分もなりたい」と思うようになって。でも、格闘技の経験がまるっきりなかったんです。本当にただのミーハーでした(笑)。

――それでも、高校を中退して、スーパータイガージムに飛び込んだと。

長井 もともとは北海道に住んでたんですけど、親が東京に転勤することになったんですね。その頃、僕はプロレスラーになる気満々だったんで、転校するんじゃなく、中退してそっちの世界に行こうと。今考えると、入れるという保証もないのに、メチャクチャですよね(笑)。

――当時のスーパータイガージムはどんな状況だったんですか?

長井 北原(光騎)さんと平(直行)さん、今はジークンドーをやっている中村(頼永)さんがインストラクターを担当されていました。会員が何百人もいたので、練習は毎日じゃなく、週2回とか、3回に決められていたと思います。ジムに行くと、人で溢れかえってましたから。僕が通い始めた当初はあまり佐山さんは来られてなかったんですけど、しばらくしてからはよく顔を出すようになりました。

――当時の佐山さんは「とにかく怖かった」というお話をよく聞きます。憧れの対象を初めて目の当たりにした時はどう思いましたか?

長井 初めてジムで見た時は「うわー、本物じゃん!」という感じですよ。一番最初はフットワークの練習をやれと言われて、1時間ずっとそのままでした。終わったら、みんな足の裏の皮がズル剥けでしたよ。あと、キックのミットを蹴り込む練習もしたんですけど、佐山さんは「死ぬ気で蹴ろ!」と言うんです。僕は蹴ってるつもりだったんですけど、「それがお前の死ぬ気か!」って竹刀でバチーンとやられて。

――佐山さんと直接話した記憶はあります?

長井 たくさんいる会員の末端の1人だったんで、名前を覚えてもらう以前の関係でした。当然、僕から話しかけることはできなかったんで、最初に佐山さんから話しかけてもらった時は凄く嬉しくて、今でもよく覚えています。早めにジムに行って、柔軟体操をしたり、テーピングを巻いたりして準備をしていたら、佐山さんに「長井君のご両親は健在なの?」と聞かれて。

――なんでいきなりそんな質問をしたんでしょうね(笑)。

長井 それは僕にも分からないんですけど。で、ちょうどその頃にプロコースが始まったんですよ。週に数回習いに来るのじゃなくて、新弟子のように毎日練習するという。だから、「お前はそっちに来ないのか?」と言っていただいて。ただ僕は当時、親と一緒に大船に住んでいて、働きながら通っていたし、電車賃もないぐらいだったので、「頑張ってお金を貯めてから参加します」と言った気がしますね。

――長井さんは当時、プロレスラー志望だったんですか? それとも、格闘家になりたいと思っていたんでしょうか?

長井 始めたキッカケはただのミーハーで、「ジムに行ったら佐山さんに会えるかも?」みたいな感じだったんです。格闘技経験もない素人だったので、「力一杯殴って蹴れば、それでいいんじゃないか」と思ってたんですけど、実際にやり始めたら、本当に奥が深くて。シューティングは“打・投・極”がコンセプトですけど、一遍にこれ全部を覚えられないなと感じたんですよね。で、自分の中では殴る蹴るの“打”が合ってるかな、もっと突き詰めてやりたいなと考えるようになって。だから、どちらかというと、格闘技志向に考えが流れていたかもしれないですね。

――それがシュートボクシングに移るキッカケになったと。ジムを辞める時に佐山さんに挨拶はしたんですか?

長井 いやいや、自分なんて何百人もいる会員の1人でしたから。ただ単に出来の悪い会員が辞めていっただけの話で、佐山さんの弟子だったとかそういうレベルじゃなかったんです。

■「僕のプロレスの師匠は佐山さんなんです」


 長井はシュートボクシングに移った後、何度か試合にも出場したが、20歳になったのをキッカケにプロレスラーになる夢が再燃。シュートボクシングのシーザー武志氏と繋がりの深かった新生UWFに入門した。しかし、90年の春、スパーリング中に首を負傷。完治する前に団体が崩壊してしまう。
 その後、UWFインターナショナルの練習生を経て、リングスに参加。91年8月にやっとデビューを果たした。前田日明に続く日本人選手として活躍したが、98年に退団。その直後、かつての師匠と再会を果たす。

長井 リングスを辞めて、K−1に出させてもらった後、「プロレスにチャレンジしたい」と思うようになった時に、佐山さんと再会したんです。共通の知り合いがいて、プロレスをやるんだったら、佐山さんに教えてもらった方がいいんじゃないかと。だから、オーソドックスなプロレスを一番最初に教えてくれたのは、実は佐山さんなんです。僕の中では勝手に師匠だと思っているんですよ。

――その頃、佐山さんは『掣圏道』(99年7月に旗揚げ)を創っていて、その中のプロレス部門(SAプロレス)に長井さんが出場することになったんですよね。

長井 旭川に道場があったので、しばらく住み込みで指導してもらいました。組み方から、腕の取り方、プロレスの考え方を丁寧に教えてくれましたね。バトラーツの日高(郁人)君や後の4代目タイガーマスクも一緒に練習してました。

――長井さんのことを佐山さんは覚えていたんですか?

長井 最初は全然分からなかったみたいですけど、色々と話していくうちに、「お前、あの時の満也か!?」と思い出してくれて。嬉しかったですね。

――SAプロレスのリングには、DDTの高木三四郎選手も参戦していたんですね(99年11月6日、群馬・新田町総合体育館大会)。

長井 そこで初めて高木選手とは会ったんですよ。木村浩一郎選手も出ていて。当時、佐山さんから「試合が良くなったら関係もあるから、ニューヨークに行きましょう」なんてことを言われてたんですが、この群馬大会が終わった後、「うーん、これじゃ、ニューヨークには行けませんね」と言われた記憶があります(苦笑)。

――これまでとはまったく違うことをやっていたわけですからね。

長井 頭がパニックになりました。それまでやっていたUWF系の格闘スタイルも、従来のプロレスも、ファンから見ると同じ枠組みだと思うんですけど、やり手からすると全くの別物なんですよ。間も違うし、使うスタミナも違うし、まるっきり違いましたね。

――長井選手はその後も、全日本プロレスや新日本プロレスで活躍していましたが、ずっと苦労が絶えなかったのでは?

長井 全日本に出させてもらった時は、試合の波にも乗れないし、どうしていいか本当に分からなくて。これはもう新弟子のように一からやり直さないとダメだと思いましたよ。当時の全日本は渕(正信)さんと川田(利明)さんしか日本人選手がいなかったので、渕さんと同じ控室になった際に「自分はプロレスができないので、一から教えてください」と頭を下げたんです。渕さんには「おお、お前のプロレスはつまらないからなあ」と言われましたよ(笑)。ただ、当時は面子が足りなかったから、コイツを育てようと考えてくれたようで、いろいろと教えてくれて。僕が参戦したタイミングも良かったと思いますね。

――全日本の道場に行って、受け身の練習もされたんですか?

長井 はい。受け身の練習をしても最初は全然できなかったですね。でも、全日本でいろいろと教えてもらいながら、経験を積んでいくと、最初に掣圏道プロレスで佐山さんが教えてくれたことに繋がるんですよ。「佐山さんが言っていたのはこういうことなんだ!」って。何のことだか当時は分からなかったけど、経験を積んで、自分がそういうシチュエーションになった時にやっと理解できました。

■「僕の中でプロレスラーは“強い”んです」

――長井さんはUWFやリングスのイメージが強いですけど、全日本だけでなく、新日本やエンターテインメント性の高いDDTでも活躍しています。その振り幅の広さはどこから来てるんでしょう?

長井 自分のスタイルを守り抜くのもプロレスラーの魅力だと思うし、そういう選手がいるからこそなんでしょうけど、シリアスな路線からDDTのような試合までこだわらずにやるのが僕のスタイルなのかなと思うんですよね。それが良いところなのか、悪いところなのかは分からないですけど。

――なぜそう思うようになったんですか?

長井 新日本を辞めて、無我が旗揚げするまでの間、短いですけどフリーとして活動していて、その時に初めてDDTに参戦したんです。馴染めないかもしれないけど、出場するからには自分のスタイルを押し付けるだけじゃなく、向こうのスタイルも受け入れようと思っていたんですね。それで、いざ無我を立ち上げるとなった時、旗揚げ戦にDDTのファンがたくさん来てくれたんですね。DDTで使っている僕のプラカードを持って応援してくれて。これは「DDTに出ている長井を応援しよう」というわけじゃなくて、「長井が出るなら、他団体にも応援に行こう」と思ってくれたんだと。自分がDDTのリングでやってきたことは間違いじゃなかったと改めて感じたんです。それがいろんな団体に出るようになったキッカケですね。

――長井さんはプロレスラーをどういう風に定義してますか?

長井 僕が子供の頃に憧れていたプロレスラーは、「背は小さいけど身体はゴツい!」とか、「化け物みたいにデカくて、喧嘩をやらせても強い!」とか、そういうイメージなんですよ。時代は変わって、今は誰でもなれちゃうような雰囲気もあるじゃないですか。良い悪いは別にして、それが今のプロレス界の流れかもしれないですけど、僕の中のプロレスラーはやっぱり「強い」んですよ。例えば、ちょっとコミカルな部分があっても、「アイツはああいうことをやってるけど、本当は怒らせたら怖いんだ。強いんだ」と僕は思われたいですし、思わせたいですね。

――その強さという部分は、リアルジャパンプロレスで佐山さんが打ち出しているものに近いかもしれません。

長井 そうですね。時代は変わってしまったけど、やっぱり、僕がファンの頃ってプロレスラーは怖かったんですよ。近くに行って触ってみたいけど、そうしたら殴られるんじゃないかって思ってましたから。

■「佐山さんの考えは初めて会った時からブレてないんですよ」

――レジェンド王者になるなど定期参戦をしていますが、リアルジャパンの印象はどうですか?

長井 中心の選手はスーパー・タイガー、タイガー・シャーク、そして若い2人(間下隼人&斎藤彰文)だけなんで、他団体から参戦してくる選手が多いじゃないですか。その中で団体のカラーを見せていくのは難しいと思いますね。佐山さんが言う“ナチュラルなスタイル”を打ち出していこうというお気持ちは非常に理解できます。ただ、初代タイガーマスクは別格じゃないですか。同じようにはなれないけど、佐山さんがおっしゃているものを創り出すのは、スーパー・タイガーたちや僕のような定期参戦している選手たちじゃないといけないって思いますよ。

――ライバルでもありますが、スーパー・タイガー選手たちを見ていて、いろいろと思うことはあるんじゃないですか?

長井 今、リアルジャパンの選手たちが苦労している部分はこういうところなんだろうなっていうのは凄い分かるんですよね。僕も経験してきたことですから。彼らも僕のような総合格闘技だったり、格闘スタイルのプロレスをやって来た選手と対戦するんであれば、いい味は出せると思うんですよ。彼らの動きに付き合えますから。でも、純プロレスで育ってきた選手とやるのは、お互いが大変でしょうね。彼らの危なっかしい部分も僕の中では許容範囲なんですけど、従来のプロレスをやってきた人から見たら異質でしょうから。その辺が難しいですね。自分の個性を出そうとしたらリズムが合わなかったり、会場の雰囲気に乗れなかったりしますし、相手に合わせすぎると、自分の持ち味を無くしちゃうし、そのさじ加減が難しいんですよ。たぶん彼らもそれを感じていると思います。

――ただ、リアルジャパン=初代タイガーマスクというイメージが強いですけど、それを変えていかなければいけないですよね。

長井 初代タイガーマスクはまったく頂上が見えないような、あまりにも大きすぎる山ですからね。でも、参戦して思ったのは、佐山さんが言っていることは僕が初めて会った頃から変わってないんですよ。それはずっとブレていない考え方なんだと思います。

――長井さん自身は初代タイガーマスクと一騎討ちをしたいとは思わないんですか?

長井 僕の中では別格なので、できれば絡みたくないんですよ。なんて言うんですかね、触れてはいけないものなんです。それは逃げ腰だとかいうことじゃなくて、僕がこの世界に入ったキッカケを作ってくれた人でもあるし、僕にとっては今でもスーパースターなんですよ。「そんな人と試合をするのか?」という気持ちがあるんですね。

■「『武道 掣圏』出場は最初で最後の挑戦になるかもしれません」

――スーパータイガージムからスタートして、いろんな団体を渡り歩き、そして今回、佐山さんが創り出した『武道 掣圏』に出場するというのも運命的ですね。

長井 そうですね。リアルジャパンさんに参戦するようになって、その繋がりで『武道 掣圏』の第零回大会を会場で観させてもらったんですよ。まだスタートしたばかりだから、理念や雛形は創ったけど、それを実践する人たちは足りないという感じじゃないですか。試合を見ながら、「俺だったらこうするのにな」「こんな動きもできるんじゃないかな」と考えてしまったんですよね。格闘技をやっている人なら誰しも考えると思うんですけど。あと、僕は格闘技経験がないままこの世界に入ったから、武道の世界を経験したことがないんです。だから、もしやれるチャンスがあったら出てみたいなと思って。まさかこんなに早く実現するとは考えてなかったですけど。

――ルールは総合格闘技とも違いますし、かなり特殊です。それについては?

長井 だから、まるっきり普段やっているプロレスとは頭の中をチェンジしないと痛い目を見るでしょうね。僕の中では本当にチャレンジなんです。「長井はなにをやってるんだよ」と思う人もいるでしょうし。ただ、変な話ですけど、僕が現役を引退する時、「挑戦しておけば良かった」と思うのだったら、リスクがあってもやってみたいと思うんですね。

――『武道 掣圏』の特徴として、礼儀作法や立ち振る舞いを重要視する部分があります。刀を使った儀式など形式的な練習も大変なのでは?

長井 この前もDDTの控室で、佐藤光留君に教わりました。今までの試合なら、身体を軽く動かして気持ちを高めていく感じなんですけど、『武道 掣圏』は粛々としてますよね。僕の中では勝手に大相撲をイメージしています。そういう場に立った時、自分はどうなっちゃうんだろうという不安もあるんですけど、だからこそやってみたいなという。試合で勝ったとしても、ガッツポーズをしたら、そこで斬られちゃうみたいな感じなんで(笑)。

――対戦相手である竹嶋選手の印象はどうですか?

長井 試合を見たことがないんですよね。体重差と身長差がありますけど、向こうの方が年齢的にも若いですし、アマチュアレスリングをやられてたということで、制圧や押し出しがあるのを考えると、僕よりもよっぽどこのルールに向いている選手なのかなと思います。リスクは大きいですよね。

――正直、期待と不安のどちらが大きいですか?

長井 不安の方が大きいですね。実際に試合に出場することが発表になって、だからこそこうやって取材を受けているんですけど、「ああ、もう逃げられないな」と思います。でも反対に、試合のルールを確認したり、それに向けて練習をしていると、できるんじゃないかという気持ちにもなってくるんです。年齢的に一から『武道 掣圏』を学んで形にしていくことはできないですから、今まで僕がやってきたシューティングやシュートボクシング、リングスで学んだことを、自分なりにこのルールで出せたらいいなというのが今のスタンスですよ。

――それが『武道 掣圏』の進化にも繋がりますね。

長井 まだ新しくできた分、未完成の部分もあるでしょうし、ルールとしては明文化されてないけど、それを出した時に佐山さんから「反則だ」と言われるかもしれないですからね。僕個人としても、また幅を広げるチャンスでもあると思ってます。

――お話を聞いてみて、試合がより楽しみになりました。

長井 やる前だからまだ分からないですけど、年齢的なことを考えれば、最初で最後の挑戦になる気もしているんです。ただ、僕は最初スーパータイガージムに入門したのに、シューティングの試合もしてないじゃないですか。だから、佐山さんが生み出した“佐山ワールド”で試合をしたいという気持ちもあったんですよね。今回、「長井が出るんだ。へぇ〜、『武道 掣圏』ってどんな感じなんだろう? 観に行ってみようかな?」と1人でも興味を持ってくれたら、僕が出て良かったんじゃないかと思います。ぜひ観に来てもらいたいですね。



初代タイガーマスク 佐山サトル創建
『武道 掣圏』第二回武術大会
■ 日時:2011年12月06日(火)開場/18時00分 試合開始/19時00分 
■会場:後楽園ホール
■ 席種・料金:VIP席(特典付):10,000円/RS席:8.000円/S席:6.000円 /A席:4.000円
■主  催 :掣圏真陰流本部 興義館、有限会社リアルジャパン
■ 後援:NPO法人危機管理能力開発機構
■ 優秀選手[5名]には、エドワードエクリュ社提供オーダーメードスーツ(20万円相当)が贈呈される。

■チケット販売所:
e+(イープラス) :http://eplus.jp/tiger/(パソコン&携帯)、ファミリーマート各店
ほか。


【組合せ】(左側選手:東/右側選手:西)
<第十一試合 無差別級>
桜木 裕司(掣圏真陰流)vs色増 幸作[IRO関](フリー)

<第十試合 −97kg級>
長井 満也(ドラディション)vs竹嶋健史(スポルティーバエンターテイメント)

<第九試合 無差別級>
若翔洋(フリー) VS 柴田 正人(STYLE-E)

<第八試合 −90kg級>
佐藤 光留(パンクラスMISSION) VS 竹村 光一(COREジム)

<第七試合 −85kg級>
山本 裕次郎(チーム太田章) VS 斎藤 彰文(掣圏真陰流)

<第六試合 −87kg級>
和地 康彦(スーパータイガージム田中塾) VS 間下 隼人(掣圏真陰流)

<第五試合 −77kg級>
金森 道(フリー) VS 山根 聖也(竜司チーム)

<第四試合 −71kg級>
那須 晃太郎(STYLE-E) VS 岡田 鉄平(キングダム立川)

<第三試合 −58kg級>
久保田 真樹(スーパータイガージム田中塾) VS 大西 健司(截空道京都総本部)

<第二試合 −75kg級>
加藤 秀朋(チーム・タイガー)VS 山北 紘幸(截空道京都総本部)

<第一試合 −60kg級>
吉間 順一(MAXジム) VS 百々 拳人(実武道会館)


『武道 掣圏』試合規定
『武道 掣圏』の試合は、以下に定める規定に基づき行われる。本試合規定は、精神性、実戦性、
そして選手の安全性を考慮して設定されている。
【試合全般の規定】
■ 出場資格:18才以上の武士道精神を備えた、心身共に健全な男子。金髪、茶髪等、髪染めをしていないこと。
(白髪を黒く染めるのは可)。ピアス等の装飾品、刺青(ファッションタトゥーも含む)は禁止。
■試合用具:主催指定の袴型下衣、オープンフィンガーグローブを着用。防御になると思われる物の着用は禁ずる。
■試合形式:3R制(3分+3分+2分)
■試合場:主催者規定の八角形リング
■セコンド:なし
■審判団:主審1名、副審2名 計3名で構成。
■階 級:出場登録選手同士で階級(体重契約)を合わせる。
【技に関する規定】
■ 有効技:パンチ、キック、タックル、投げ技、 関節技、締め技、グランド状態での打撃(パンチ限定)、
スタンド状態での関節・締め技
■反  則:頭突き、目つき、肘打ち、噛み付き、髪の毛を掴む、金的攻撃、脊椎への打撃、後頭部への打撃(正面から蹴りで巻き込むのは可)、グランド状態(手のひら、膝、足の裏が3点以上床に付いている状態)の   相手への全ての蹴り、場外への逃避
【試合及び勝敗に関する規定】
■ブレーク:下記2点の状態以外の場合は全てブレーク(主審判断)となる。
・グランド状態に入った時点で、既に関節か締めに入りそうな状態
・グランド状態に入った時点からの有効打有の状態
■勝  敗:
@完全決着1本:KO、関節技、締め技等による降参の意思表示、TKO(主審、医師の判断で試合を止める)
Aポイント1本:制圧、場外による1本。2本先取した選手が勝利
※制圧:3秒間以上の押さえ込み
※場外:片方が落下した場合のみ有効(両者が落下した場合は無効)
B判    定:制限時間内に決着がつかない場合は主審1名、副審2名の判断による旗判定で勝敗を決する。  引き分け、延長戦はないものとする。
★判定基準
1.礼儀作法:入退場の態度、礼式の正確さ、試合中の態度
2.試合の優位性:有効打、ダメージ等
3.積極性
【その他の規定】
■禁止事項(一本取消及び失格になる事が有る)
1.ガッツポーズ
2.相手への暴言
3.笑みを見せる行為
4.その他礼儀を失した言動
 
  

 ■ 【2011.11.18 新生武道『武道 掣圏』記者会見 記事】


  
初代タイガー佐山サトルが、12.6 「武道 掣圏」の組み合せを発表

初代タイガーマスクこと佐山サトル掣圏真陰流総監が創建した新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会(12月6日、東京・後楽園ホール)の出場選手と対戦組み合わせが決定した。
18日、東京・文京区の興義館で行われた記者会見には、佐山総監、桜木裕司師範、瓜田幸造師範、間下隼人、斎藤彰文が出席。前回の5.24後楽園以来、約半年ぶりとなる大会へ向け、基本理念や意気込みなどを語った。

「武道 掣圏」は、八角形でロープのないリングで、打撃、蹴り、投げ技、締め技などで闘い、押し出し・抑え込み(制圧)がポイントになる3本勝負(2本先取した方が勝ち)で争われる。
「スポーツではなく武道」という佐山総監は、「選手には勝ち負けだけじゃなく、礼儀作法を噛み締めてやってほしい」と、技や勝敗よりも、精神面や正義作法に重点を置いてリングに臨むように主張。近日中にはNPO危機管理開発機構というものを顧問として立ち上げることから、「日本人の危機管理精神を取り戻したい」と、現代の日本に警鐘を鳴らし、武士道を持った選手を大会を通じて育成していきたいと語った。
前回大会では最終試合で元大相撲関脇の若翔洋と無差別級で対戦し、見事勝利を飾った桜木は、まだ組み合わせは未定ながら「日本人の誇りにかけて、日本人とはどうあるべきか、後輩たちに背中で語っていきたい」と気合十分。竹嶋健史(スポルティーバエンターテイメント)と対戦する間下は「前回負けて悔しい。自分の立ち位置をもう1回理解して、任務を完璧に遂行するだけ」、山本裕次郎(チーム太田章) と闘う斎藤は「前回は結果的には勝ったけど、内容的にはふがいない。今回は誰が見ても勝ったと思える内容で勝ちたい」と、それぞれ必勝を誓った。



初代タイガーマスク 佐山サトル創建
新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会
■日時:2011年12月06日(火)開場/18時00分 試合開始/19時00分 
■会場:後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):10,000円/RS席:8.000円/S席:6.000円 /A席:4.000円
■主  催 :掣圏真陰流本部 興義館、有限会社リアルジャパン
■大会趣旨:
武士道800年の歴史を背負う男・佐山サトル総監の新生武士道「真陰」の実践的側面として、武道「掣圏」の展開を通して、武士道精神、プリンシプルを持つ人物を増やしていくことを目的とする。
■お問合せ:掣圏真陰流本部 興義館 03(3812)1202


【出場決定選手】
桜木裕司(掣圏真陰流)
長井満也(ドラディション)
【決定組合せ】
<無差別級>
若翔洋(フリー) VS 柴田正人(STYLE-E)

<−90kg級>
佐藤光留(パンクラスMISSION) VS 竹村光一(COREジム)

<−85kg級>
山本裕次郎(チーム太田章) VS 斎藤彰文(掣圏真陰流)

<−90kg級>
間下隼人(掣圏真陰流) VS 竹嶋健史(スポルティーバエンターテイメント)

<−77kg級>
金森道(フリー) VS 山根聖也(竜司チーム)

<−71kg級>
那須晃太郎(STYLE-E) VS 岡田鉄平(キングダム立川)

<−58kg級>
久保田真樹(スーパータイガージム田中塾) VS 大西健史(截空道京都総本部)

<−75kg級>
加藤秀朋(チーム・タイガー)VS 渡邉真次(截空道京都総本部)

<−60kg級>
吉間順一(MAXジム) VS 百々拳人(実武道会館)

 
  

 ■ 【2011.11.17 レジェンド・ザ・プロレスリング 記者会見 記事】


  
レジェンド・ザ・プロレスリング新春大会にて、“初代タイガーVSエル・サムライ”の
シングル初対決が決定!

来年1月8日に東京・後楽園ホールで開催される「LEGEND THE PRO-WRESTLING 2012」の第2弾カードが決定。初代タイガーマスクVSエル・サムライのシングル初対決など3試合が発表された。
17日、東京・文京区の興義館で会見を行った初代タイガーは、新年初試合となるサムライとの一戦に向け、20キロの大幅減量を予告。「長州さんからは『20キロ痩せてビックリさせてくれ』と言われた。プロレスの明るい未来を切り拓いていけるかは、私の動きにかかっている。20キロ、痩せますよ!」と、食事制限や自転車、サンドバッグ打ちなどのトレーニングによってスタミナアップ&大減量をはかることで、「初代タイガーマスクらしい試合を見せる」と意気込んだ。

初代タイガーは、先日の10.25リアルジャパンプロレス・後楽園大会では、ザ・グレート・サスケと約8年ぶりの一騎打ちを行い、鋭いキック連打からのアームロックで快勝。自らの身体から細胞を取り出し、若返らせ培養した細胞を再び身体に戻す「幹細胞治療」により、古傷であったじん帯の完全癒着に成功した成果を見せ付けた。

この試合を見て「非常に刺激を受けた」というサムライからの対戦要求に対し、初代は「どういう選手か印象にない。新日本出身だというのも知らない」と、まったく予備知識がないことを明かしつつ、「非常に楽しみ。ドリー・ファンク選手のファンだそうなので、ダブルアームスープレックスには気をつけたい」と万全の態勢で必勝を期すことを誓った。

※エル・サムライからのメッセージコメント:
「先日のリアルジャパン大会での初代タイガーマスク選手とザ・グレート・サスケ選手の激しい闘いを目にし、非常に刺激を受けました。同じマスクマンとしてリスペクトしている初代タイガーマスク選手とシングルで対戦し、絶対に勝ちたいと思います」



【追加発表カード】
シングルマッチ 45分1本勝負
初代タイガーマスクVSエル・サムライ

タッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗、石井智宏VS本間朋晃、アレクサンダー大塚

新春!お年玉マッチ 30分1本勝負
菊タローVSえべっさん

【既報対戦カード】
長州力VS橋本大地
 
  

 ■ 【2011.10.19 リアルジャパンプロレス 記者会見 記事】


  
パンクラスMISSON佐藤光留が、10.25. リアルジャパンプロレス後楽園大会に向け、
“熱々おでんミット”スパー敢行! あれっ、タッグパートナーを間違えた!?

10月19日、パンクラス横浜道場でパンクラスMISSONの佐藤光留が公開スパーリングを実施。6日後に迫った10月25日・リアルジャパンプロレス後楽園大会『Breakthrough』に向け、報道陣の前で汗を流した。  公開スパーリングの開始前、佐藤は「アレクサンダー川村選手です」と、スパーリングのパートナーを紹介。集まった報道陣が「パンクラスの川村社長ですよね」と呼びかける間もなく、二人はリングへ上がり、スパーリングをスタートさせる。 アレクサンダーの持ったミットに力強く、ミドルを打ち込む佐藤。しかしアレクサンダーは「ダメだ、ダメだ!」とダメ出し。「25日、戦う若翔洋選手は元力士だ。つまり、いっぱい食う。そして間下選手は、熱い熱いAKB48のファンだ。このままじゃ勝てない」と続ける。 戸惑う佐藤に対し、アレクサンダーは「いっぱい食う男と、熱いAKBファン。その2人に勝つ練習をする必要がある」と、論理的に説明。アレクサンダーは「つまり、勝つためには“熱いものをいっぱい食う”練習をすることだ!」と、論理を一気に飛躍させると、熱々のおでんを取り出し、「これを食いながらミットを打て!」と、若翔洋&間下組への対抗策として“熱々おでんミット”作戦を打ち立てた。 「ヒザ! ヒザ! だいこんからのヒザ!」と、アレクサンダーの声に合わせてミットの合間に、熱々おでんを口に放り込む佐藤。「さっきよりずっといいぞ!」という川村の声に、本人も「本当にミドルの威力がアップした」と驚きを隠せない。 
“おでんミット”の効果を「多分、おなかが減っていたからだと思います」としつつも、満足げにスパーリングを終えた佐藤。「今回のタッグパートナーであるアレクサンダー選手は、業界の大先輩。対戦したこともあるし、どのくらい強いか知っている。当日は技の競演になるんじゃないですか。アレクさんにはぜひ、若翔洋選手をぶん回して欲しい」と、若翔洋相手へジャイアントスイングを披露して欲しいと期待をかけた。  しかし、気になるのが本日現れたアレクサンダー“川村”の存在。報道陣から、川村選手の正体について訪ねられると「当日のパートナーですよ?」と不思議がる佐藤。「いや、僕はアレクサンダーさんって聞いたから、僕の知っているアレクサンダーさんに電話して来てもらったんですけど」と、今日のパートナーについて語る。  25日にパートナーを組む相手はアレクサンダー“大塚”選手であることを知らされると、佐藤は驚愕の表情。アレクサンダー川村は「あ、僕はパートナーじゃないですし、行けないです」と、シレッと返答し、吊りタイツを脱ぎ捨てるとリングを降りていずこかへ姿を消してしまった。  試合直前の公開スパーで判明した大きなミスに頭を抱えた佐藤。ある意味、試合当日に間違えなくて良かったとも言えるが、時間のロスと精神的ダメージは計り知れない。「僕としては、インディレスラーに公開練習を任せるな、と言いたい」と、公開練習そのものに疑問符を投げかけると、キョトンとした顔の報道陣を前に練習を終了させた。  元バトラーツのアレクサンダー大塚とパンクラシスト・佐藤光留という、藤原組にルーツを持つ二人がタッグを組むこの一戦(藤原喜明組長は、藤波辰爾とのタッグで、長州力、長井満也組と対戦予定)。ともに誇り高きプロレスラーでありながら、バーリトゥードにも果敢に挑戦して強さを求めてきた。響き合う魂を持ち合わせた二人が、元力士の若翔洋と生粋のリアルジャパン戦士・間下隼人との異次元タッグを相手に、どのような戦いを見せるのか。熱々おでん以上の熱き試合に期待がかかる。
 

【大会概要】
 
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
  
『Breakthrough』(※ブレイクスルー=突破)


■日時:2011年10月25日(火)開場/17時30分 試合開始/18時30分 
■会  場:後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:5.000円
               トライアルアルシート:2,000円
※「トライアルアルシート」は、初めてリアルジャパンプロレスを観戦される方対象の限定席です。

 ■対戦カード: 
▼メインイベント60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW) vs ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス) 

▼セミファイナル60分1本勝負 藤波辰爾(ドラディション)、藤原喜明(藤原組) 
vs
長州力(リキプロ)、長井満也(ドラディション) 

▼第5試合『レジェンド選手権試合』60分1本勝負 
スーパー・タイガー(第5代選手権者/RJPW) vs ブラック・タイガー(挑戦者/フリー) 
※初防衛戦 

▼第4試合30分1本勝負 
石川雄規(バトラーツ) vs 山本裕次郎(チーム太田章)

 ▼第3試合30分1本勝負 
スーパー・ライダー(RJPW)、タイガー・シャーク(RJPW)
 vs
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)、折原昌夫(メビウス) 

▼第2試合30分1本勝負 
アレクサンダー大塚(AODC)、佐藤光留(パンクラスMISSION) 
vs 若翔洋(フリー)、間下隼人(RJPW) 

▼第1試合30分1本勝負 
グラン浜田(フリー) vs 斎藤彰文(RJPW)
  

 ■ 【2011.10.6 リアルジャパンプロレス 記者会見 記事】


  
リアルジャパンプロレス10・25後楽園ホール大会を前に激震!
「このカードでなければ試合に出ない」
折原昌夫がタイガー・シャークとのタッグ対決を要求!
パートナーには旧敵ウルティモ・ドラゴンを指名!

6日、東京・新宿の喫茶タントラで折原昌夫が独自に、マスコミを集めて記者会見を開催。10月25日(火)に後楽園ホールで開催されるリアルジャパンプロレス『Breakthrough』(ブレイクスルー)でのタイガー・シャークとのタッグ対決をブチ上げ、会見場に呼びつけた団体側(リアルジャパンプロレス代表:平井丈雅)にカード実現を要求!

復帰戦で完敗するも「気持ちは折れていない」

後縦靭帯骨化症という難病を乗り越え、7・21後楽園ホール大会で復帰を果たした折原。しかし、因縁のタイガー・シャークにいたぶられ、タッグマッチながらもピンフォールを奪われてしまった。

とにかく復帰を果たしたものの、周りからは「負けているじゃないか?」「もうレスラーとしてダメなんじゃないか?」と厳しい声も上がった。ただ、「今の僕が発言すると負け惜しみになってしまうんですけど、気持ちは全然折れてない」と折原は気丈に語る。

復帰戦ではリングに上がる喜びを味わった折原だったが、新たに試合を重ねるに連れて、「1つ1つの試合を大切にしていこう。自分の思い出に残るような試合にしていこう」という想いになったという。

まさかの完敗から3ヵ月経ち、着実に試合をこなしてきた折原は「まだ100%ではないですけど、ベストには近い」というところまで復調。しかし、回復すると同時に込み上げてくるのが、シャークへの怒り。そこで10・25後楽園ホール大会の開催が決まった。欠場前の自分を取り戻してきている今だからこそ、なにより先に自分の前に立ち塞がる壁――タイガー・シャークを破りたい。それが今回のシャーク戦要求に繋がった。

「シャークは“折原昌夫はもう出てこないだろう”という気持ちになっていると思うんですが、僕は反対にますます青い虎を食ってやろうと思ってます。とにかくなりふり構わず勝ちにいきたい。久しぶりに“勝負”にこだわる試合にしたいですね」

前回の対決でタッグマッチにおけるシャークの成長を肌で感じた折原は、まず本人曰く「恥をかかされた」というタッグ戦で借りを返し、さらにシングルでも勝利してシャークとの因縁に決着を付けるつもりだ。

因縁の旧敵をパートナーに指名

そこで重要となるのがパートナーの存在。前回も自らの指名でヒロ斉藤とコンビを組んだが、今回まだ対戦カードが決まっていない状態なのにも関わらず、折原が独断でオファーをしたのは、常に敵対関係にあったウルティモ・ドラゴンだ。

「ウルティモ・ドラゴンはメキシコ遠征時代にお世話になった先輩。ただ、組んだこともあるけれど、彼とは“プロレスの走り方”が違って、うまく噛み合わないんです。長い間、敵対関係にもあったけれど、あえてそれを分かっていながらタッグ結成をオファーしました。気持ちのいいパートナーではないから、気持ちのいい試合にはならないと思います。でも、勝ちにいくため彼に“一緒に組んでください”とお願いしました。これでシャークを潰したいと思います」

ウルティモと言えば世界を股に掛けて活躍するスーパースター。片や折原は泥水をすすって生きてきた叩き上げのヒール。水と油なのは誰の目から見ても分かる。これまで常に反対側のコーナーに立ってきたが、その実力の高さは身に染みて分かっている。天敵とも言える存在に自ら頭を下げてタッグ結成をオファーしたことからも、折原のシャーク戦に対する想いが見て取れる。ウルティモは団体側が了承すれば、タッグ結成に異存はないと話しているという。

「アイツを獲りにいきたい。パートナーでもなく、あくまでもシャークから獲りにいきたい。僕の頭の中にはアイツしかないです」

強引な要求の裏側にある熱い想いとは?

ただ、問題はあくまでも折原が独断でパートナーを選定し、シャークとの対戦を要求していること。大会が迫り、マッチメークが進んでいるこの状況で、急に今回の会見に呼び出されたリアルジャパンプロレス 平井丈雅代表にとっては寝耳に水の話だ。

「ウルティモ選手をパートナーにするという話は初めて聞きました。ウチとしてはまだ何も把握してないので……。ウルティモ選手は今メキシコに行っています。国際電話なり、メールなりで早急に事情聴取をしようと思いますが……」

平井代表は困惑の表情を浮かべるしかない。選手が独断で対戦カードを決めるという行為はプロレス界で御法度。そんなことが横行すれば、団体が機能しなくなってしまう。しかし、折原は「このカードでなければ試合には出ない」と強硬姿勢を崩さなかった。

折原は復帰戦を行う前、「スーパー・タイガーがレジェンド選手権を手にしたら、自分が挑戦する」という青写真を描いていた。また、復帰戦の試合後、リング上でマイクを握り、「俺は病院で四角い天井をただ眺めていたわけじゃない。今度はこのリングにジュニアの大先輩を連れてきてやる」とアピール。リアルジャパンに大きな波紋を起こした。

実際に様々な仕掛けに向けて動いていたようだが、折原はあえて全てを白紙に戻し、シャーク戦一本に絞ってきたという。

「レジェンド王座に挑戦するのは、僕が完全に復活した時。シャークに勝てないような今の状況で挑戦するのはファンも納得しないでしょう。この前、発言した“ジュニアの大先輩”はウルティモ・ドラゴンではありません。あの時は勢いもあったし、僕の性格ですから、先走って思わず言ってしまったんですけど、まずはその前にシャークとケリを付けたい。その後にあの時言った道筋に進んでもいいかなと」

自分勝手な対戦要求とはいえ、折原の気持ちは真剣そのもの。熱い想いを感じ取った平井代表は初代タイガーマスクと連絡を取り、近日中に対戦カードを決定すると明言した。

「“復帰戦の時の僕とはまったく違う”とシャークには強く言いたいですね。テクニックではなく、気持ちでぶつかっていきたいです。痛みの伝わる激しいプロレス。僕が昔いた団体ではそんなプロレスをしていましたから。あの頃をもう一度思い出して、勝利したいです。今回は必ず勝ちますよ」

奇しくも前戦でシャークが圧勝したことによって、折原は初心に返り、トンパチレスラーとして誰彼構わず突貫ファイトを展開していた全盛期の気持ちを取り戻しつつある。果たして折原の要求は認められるのか?シャークの反応は?今後の展開に注目が集まる。

【大会概要】
 
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
  
『Breakthrough』(※ブレイクスルー=突破)


■日時:2011年10月25日(火)開場/17時30分 試合開始/18時30分 
■会  場:後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:5.000円
               トライアルアルシート:2,000円
※「トライアルアルシート」は、初めてリアルジャパンプロレスを観戦される方対象の限定席です。

■決定対戦カード
 
▼シングルマッチ
グラン浜田(フリー) vs 斎藤彰文(RJPW)
 
▼シングルマッチ
石川雄規(バトラーツ) vs 山本裕次郎(チーム太田章)
 
▼『レジェンド選手権試合』60分1本勝負
スーパー・タイガー(第5代選手権者/RJPW) vs ブラック・タイガー(挑戦者/フリー)
※初防衛戦
 
▼シングルマッチ60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW) vs ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)

 
■出場決定選手
 
藤波辰爾(ドラディション)、長州力(リキプロ)、藤原喜明(藤原組)、スーパー・ライダー(RJPW)、タイガー・シャーク(RJPW)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)、折原昌夫(メビウス)、長井満也(ドラディション)、アレクサンダー大塚(AODC)、若翔洋(フリー)、佐藤光留(パンクラスMISSION)、間下隼人(RJPW)
  
■主催 :有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部 興義館

■ご来場者全員プレゼント:本大会記念「初代タイガーマスク特製ポートレート」

■協賛 :新生武士道 掣圏真陰流 神楽坂スタジオ、かまだ家、潟gータルリフォームサービス、
              チェアウォーカー快適情報誌WaWaWa、

■協力 :タイガーマスクリターンズプロジェクト、株式会社オフィス・アイ、武道通信、
             ゴトウカイロプラクティック院、アルファオート梶Ae+(イープラス)、
             スーパータイガージム、崖ubberSoul、
 
■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
  

 ■ 【2011.10.6 『仮面貴族FIESATA2011』記者会見 記事】

 
 
ミル・マスカラス&ドス・カラス&初代タイガーマスクが揃い踏み!
『仮面貴族FIESTA2011』に向け「最高の試合を見せたい」と宣言!

 6日、新生武士道掣圏真陰流 神楽坂スタジオでミル・マスカラス、ドス・カラス、初代タイガーマスクが記者会見を行い、明日に迫った『仮面貴族FIESTA2011〜ミル・マスカラス来日40周年記念試合〜』『DEPO MART・10周年記念興行〜僕らの夢のオールスター戦〜』後楽園ホール大会に向けて、意気込みを語った。

憧れの人を前に初代タイガーマスクも緊張気味!?

3人は同大会においてトリオを結成し、タイガーマスク&CIMA&ウルティモ・ゲレーロ組と対戦する。まさにマスカラスの来日40周年記念に相応しいドリームマッチだ。

マスカラスブラザーズが揃って来日するのは、2004年1月4日の『ハッスル1』(マスカラス&ドス・カラス&シコデリコ・ジュニアvsトム・ハワード&スティーブ・コリノ&ダスティ・ローデス)以来、7年9ヵ月ぶりのこと。また、マスカラスと初代タイガーマスクが組むのは、2009年3月29日の『仮面貴族FIESTA 2009』(マスカラス&初代タイガーマスクvs藤波辰爾&グラン浜田)以来、2年7ヵ月ぶり3度目のこととなる。レジェンド2人が揃うことさえ稀なのに3人が並び立つとは、まさに“僕らの夢のオールスター戦”だ。

「自分の憧れである2人とタッグを組めるなんて。この記者会見でも緊張していますが、明日の試合はもっと緊張するんじゃないかなと思います。でも、明日は気持ちよく、楽しんで試合をやりたいと思います」

そう力強く宣言した初代タイガーマスクを見守るマスカラスとドス・カラスも嬉しそうで、3人でトリオを組めるのが楽しみで仕方ない様子だ。

「ここにいる私の兄弟と、初代タイガーマスクとトリオを組めることは大変光栄に思うし、この試合を皆さんも楽しみにしてくれていることだろう。質問があれば答えさせてもらうよ。政治でも、経済でも、日本のことでも、メキシコのことでも、アメリカのことでも何でも構わないから(笑)」(マスカラス)

「この機会を与えてくれたことを大変嬉しく思っている。明日、私のファンと会えることも、後楽園ホールで試合ができることも楽しみにしてるよ」(ドス・カラス)

余裕を感じさせる発言からわかるように、コンディションもかなり良さそう。今回はマスカラス来日40周年記念の興行。それだけに思い入れが強く、しっかりと調整してきたようだ。

「日本に来る前、私はメキシコやアメリカで活躍していたけれど、その模様をマスコミの皆さんが報道してくれていたから、1971年に来日した時、実に2000人を越すファンが出迎えてくれた。あの時のことは思い出深いよ。今回の来日も本当に嬉しく思っている。来るたびに私は日本の素晴らしさに感動してきたし、日本の良さをどんどん吸収してきた。今回もこれまでと同じ。ここにいる記者の皆さんは若い方たちだけれど、そういう世代にも私の試合を見てもらいたいと思うよ」(マスカラス)

「日本のプロレスはまだまだ大丈夫」(マスカラス)

今回の会見はレジェンド3人が揃う滅多にない機会だったため、様々な質問が飛んだ。

マスカラスブラザーズが頻繁に来日していた頃は日本プロレス界の黄金期。その華麗なファイトで日本中を熱狂させた。しかし、今のプロレス界は厳しい状態が続いている。その現状について聞かれた2人は真剣に自分の意見を語ってくれた。今回の興行がプロレス復興に繋がればと考えているようだ。

「野球にしろ、フットボールにしろ、全てのスポーツにおいて、いい時もあれば悪い時もあるからね。私がよく来日していた頃は夜の8時からテレビ中継を放送していて、老若男女問わず全員が試合を見てくれていた。今は中継が深夜だから、見る機会は少なくなっているけれど、それでも8月の興行(IGF8・27両国国技館大会)には多くの人が集まっていたじゃないか。私たちがいいものを伝えていけば、プロレスはまだまだ大丈夫だよ」(マスカラス)

「かつては全日本や新日本に参戦して、私としてはいい試合をしてきたつもりだし、それを見たファンは喜んでくれていたと思う。今は団体がたくさんあって、選択肢が増えているけれど、どんな小さい会場でもファンは喜んで足を運んでくれているはず。そういう人たちに対していい試合を見せていけば、プロレス界は再び盛り上がっていくんじゃないかな。心配することはないと思うよ」(ドス・カラス)

「プロレスに対する誇りを取り戻したい」(初代タイガーマスク)

相手の3人も強豪だが、「初代タイガーマスクとはメキシコでの2年ぐらい一緒に戦っていた。久しぶりのタッグでも問題ないね。彼のことはよく分かっている。プロとしてコンディションを整えて、最高の試合を見せたいね」とマスカラスは絶対の自信を示した。

その発言を聞いて大きく頷いた初代タイガーマスクは「私にとっては雲の上の人なので、試合が楽しみでしょうがないです。彼らを尊敬する気持ちでいっぱいですし、組めることが本当に幸せです。誇りに思えて仕方ありません」と感慨深げ。最後に明日の大会に向けてこう宣言した。

「ファンの注目が非常に高いことはよく分かっています。明日の試合から“プロレスはこんなに楽しかったんだよ”“こんなに凄い人たちがいたんだよ”ということを感じ取ってもらいたいです。今日の発言を聞いていても、お2人は誇り高い存在だと感じます。そういうプロレスに対する誇りを取り戻すためにも、頑張っていきたいと思います」

日本のファンに最高の試合を見せることを誓った3人。対戦相手は現在のトップ選手となるだけに、厳しい戦いが予想されるが、それでもプロレスの素晴らしさを伝えるべく、最高のファイトを見せてくれるだろう。

『仮面貴族 FIESTA2011〜ミル・マスカラス来日40周年記念〜』
『DEPO MART・10周年記念興行〜僕らの夢のオールスター戦〜』
 

■日時 2011年10月7日(金)開場17:30開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール
■当日券 後楽園ホール1F当日券売場で16:00より販売。
 
■全対戦カード
 
▼第1試合『超異次元マスクマン・バトル』30分1本勝負
テロリスト“F” vs 菊タロー
 
▼第2試合『X−LAW女子選手権試合』30分1本勝負
A☆YU☆MI(王者) vs 大畠美咲(挑戦者)
※立会人:風香
 
▼第3試合『スペシャル6人タッグマッチ』30分1本勝負
グラン浜田、NOSAWA論外、TAKAみちのく
vs
ブラック・タイガーV、サスケ・ザ・グレート、山縣優
 
▼第4試合『スターダム提供試合』30分1本勝負
愛川ゆず季、高木三四郎 vs パッション・ナッキー、岩谷麻優
 
▼ダブルメインイベント第1試合『ハヤブサ・プロデュースマッチ』60分1本勝負
大ハヤブサ、新崎人生、ザ・グレート・サスケ
vs
佐々木健介、プリンス・デヴィット、エル・サムライ

▼ダブルメインイベント第2試合『ミル・マスカラス来日40周年記念試合』60分1本勝負
ミル・マスカラス、ドス・カラス、初代タイガーマスク
vs
タイガーマスク、CIMA、ウルティモ・ゲレーロ
  

 ■ 【2011.9.27 リアルジャパンプロレス 記者会見 記事】


  
リアルジャパンプロレス『Breakthrough』10・25(火)後楽園ホール大会対戦カード決定
初代タイガーマスクは“初心に返る”べく、ザ・グレート・サスケと一騎討ち!
レジェンド選手権王者スーパー・タイガーは初防衛戦で“暗黒の虎”と激突!
4大シングル戦を発表!

 9月27日、掣圏真陰流・興義館で初代タイガーマスクが記者会見を行い、10月25日(火)にリアルジャパンプロレスが後楽園ホールで開催する『Breakthrough』(ブレイクスルー)の主要対戦カードを発表した。

8年ぶりの対戦に込められた思いとは?

ここ数年、膝の負傷に苦しんできた初代タイガーマスクだったが、この夏から“自らの身体から細胞を取り出し、若返らせ培養した細胞を再び身体に戻す”という「幹細胞治療」に取り組み始めた。

現在は全身の処置をしているため、まだ左膝の痛みは消えていないが、身体のコンディションは劇的に良化。11月にも膝の集中治療に移る予定だという。前回の7月大会は状態を見定めるべく、あえて6人タッグマッチへの出場となったが、その後は意欲的に試合をこなしており、本人も完全復活に向けて手応えを感じている様子。そこで、次なるステップとして組まれたのが、10月大会におけるザ・グレート・サスケとの夢のシングルマッチだ。

サスケとのシングルは、2003年9月21日の『掣圏〜ザ・マスク・オブ・タイガー2003〜』大田区体育館大会以来8年ぶりとなる。初代タイガーマスクにとって、前回の対戦はプロレスに本格復帰を果たした最初の試合。20分近く戦い勝利したことが大きな自信となり、その後のリアルジャパンプロレス旗揚げに繋がった。その時の気持ちに戻るのが今回の試合のテーマだ。

 「リセットして“初心に返る”ということですね。身体の調子も良くなってきていますし、サスケ選手と対戦するというのは、それだけの試合をやるということですから。“リアル・タイガーマスク”により近づくためにも、サスケ選手との対戦がベストの道と思い、対戦相手に選ばせていただきました。コンディション作りに自信があるからこそやるんです」

もちろん、初代タイガーマスクは、サスケを強敵と感じている。

「サスケ選手は凄く痩せていて、今は体調が良さそうですよね。え、選挙に落ちたんですか? 全然知りませんでした。あくまでも僕自身を活性化させたいと思って選んだ相手ですから。万が一、彼が沈んだ状態なら、いい試合をやって浮き上がってもらいたいですね」

そして、見据えるのは長年のテーマである“ストロングスタイルの復活”だ。

「今回も“ドッタンバッタン”した学芸会みたいな試合はやりたくないなと。“プロレスとは何か?”というものをリアルジャパンでは追求していきたいですから。8年前は僕もかなり体重を落として、20分近く試合をやったんですよ。あの時の想いをもう1度思い出さなくちゃいけないなと。それが出来ないんだったら、もうプロレスを辞めようかなと思っています。『武道 掣圏』に専念しようかなって。もしダメだったら、これでリアルジャパンをやめるぐらいの覚悟がありますよ」

プロレス引退、リアルジャパン解散――。衝撃的な発言にも思えるが、マスク越しから垣間見えるその表情は明るい。コンディションが良いからこそ、さらに自分を追い込むため、あえて厳しい言葉を吐いたのだろう。「久々に、初代タイガーマスクが見られると思います」と厳かに語るその声には自信が満ち溢れていた。今回のサスケ戦から初代タイガーマスクの新たな戦いが始まることになりそうだ。

新王者スーパー・タイガーに大きな試練が!


リアルジャパン7月大会で前王者・長井満也を破り、悲願のレジェンド王座奪取に成功したスーパー・タイガー。「ベルトを持って、より一層責任を感じるようになった」と話していたが、初防衛戦の相手に決まったブラック・タイガーはそう簡単に越えられる相手ではない。

7月24日に行われた『真樹ジムAICHI 10周年記念興行』スカイホール豊田大会で2人は対戦(初代タイガーマスク&スーパー・タイガーvs青柳政司&ブラック・タイガー)。初代タイガーマスクがその戦いを高評価し、スーパー・タイガーも対戦を熱望し、今回のタイトルマッチが決定した。

実際に肌を合わせて、スーパー・タイガーが感じたのは「怖さ」であり、ブラック・タイガーが感じたのは「経験のなさ」だった。ブラック・タイガーは今日の会見でも不敵にコメントした。

「今回はジェントルマンということで、ちょっと紳士的にいってみようかなと。挑戦者として胸を借りるというよりも、どちらが“レジェンド”に相応しいのかをリング上で確かめたいと思います。試合に勝って、チャンピオンとして“ブラック・タイガーこそがレジェンド”ということを証明しますよ」

正体は不明だが、その佇まいや試合運びからも相当な経験者だということは見て取れる。普段はラフファイトを織り交ぜてくる“暗黒の虎”から飛び出した「紳士的にいく」という言葉を聞き、スーパー・タイガーは危機感を募らせた。

「“紳士的に行く”という言葉を聞いて、今回のブラック・タイガー選手は怖いなと。正体は名だたるレジェンドと対戦してきた大先輩だと思うんですが、その怖い部分をあえて隠して、紳士的に対応するというんですから、余程の覚悟と自信があるんじゃないかと思います」

2人の間にある経験の差こそ、初代タイガーマスクがブラック・タイガーを挑戦者に選んだ理由だ。そこには弟子をあえて谷底に叩き落とそうという親心が見える。

「対戦することで、ブラック・タイガー選手にスーパー・タイガーを育ててもらおうと思いました。試合を通じていろいろと教えてもらいたい。私はそんな見方をしています。お客さんはタイトルマッチという部分が気になるでしょうけど、そちらの方が重要なんじゃないでしょうか。“スーパー・タイガーがプロレスラーとして本当に脱皮したのか?”というテーマもありますので」

“プロレスの復興”を目指すからこそ、弟子の更なる成長を期待し、強敵をぶつけた初代タイガーマスク。師匠の思いをしっかりと受け止めたスーパー・タイガーも決意を語った。

「しっかりと自分自身のストロングスタイルを信じて、ぶつけていきたいと思います。感じる責任は重くなっていますけど、それを自分の力に変えていきたい。今回の試合で一皮も二皮も剥けて、変わっていけると確信しています」

対するブラック・タイガーも会見終了後、取材陣に「踏み台にしてみろ!」と挑発的な言葉を残している。

「スーパー・タイガーは“格闘家”。プロレスという色じゃないですよね。チャンピオンとしては何もない。格もないし、彼の持つベルトに何の興味もないですから。いい意味で言うと、“踏み台にしてほしい”ですけど、“そうは問屋が卸さない”ですからね。彼に足りないもの? 全てと言ったら全てなんですけど、常にバタバタしてますよね。そこは場数を踏まないと始まらないですけど、その前に対戦しますから。ちょっと搾り上げたいと思います。ブラック・タイガーのプロレス教室をしてみたいなと」

“新王者にとって初防衛戦が鬼門になる”のはプロレス界の常識。ましてや挑戦者が経験豊かなベテランとなれば、最初にして最大のピンチになってしまう。前回大会でのベルト奪取の感動すら悲劇の前振りになりかねない。果たしてスーパー・タイガーは初防衛を果たすことができるのか?

その他、石川雄規vs山本裕次郎、グラン浜田vs斎藤彰文という注目カードも決定。追加対戦カードは来週にも発表される。藤波辰爾、長州力、藤原喜明らの参戦も決まっており、リアルジャパンプロレスにとって年内最終興行となるが、見所の多い大会となりそうだ。

『初代タイガーマスク基金』が始動!

また、今日の会見では『初代タイガーマスク基金』が設立されることも発表された。

3月の東日本大震災以降、積極的にチャリティーに取り組んできた初代タイガーマスクは、8月25日は岩手県宮古市でチャリティー大会を開催。さらに、9月13日には福島市を訪問し、放射線の簡易検出器を福島県全私立幼稚園協会に寄贈している。

来年以降もさらにチャリティー活動を続けようと模索してた中、関係者の方々より、 “基金を立ち上げよう”という声が挙がり、設立が決定した。

「タイガーマスクになったら、伊達直人という名前を意識しないわけにはいかないでしょう。みんな志を持っている人たちばかりです。皆さんも“何かやりたい”と思っているはず。僕たちも何かしてあげたいと考えています。被災地の状況を目の当たりにして、やるしかないと僕自身も思いました。世の中にためにやろうと。これからも被災地の方を応援していきたいと思います」

11月4日は東京・八芳園で設立パーティーを開催。広く基金をアピールする。このプロジェクトに関しては後日改めて記者会見が行われる予定だ。

【大会概要】
 
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
  
『Breakthrough』(※ブレイクスルー=突破)


■日時:2011年10月25日(火)開場/17時30分 試合開始/18時30分 
■会  場:後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:5.000円
               トライアルアルシート:2,000円
※「トライアルアルシート」は、初めてリアルジャパンプロレスを観戦される方対象の限定席です。
  
■主催 :有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部 興義館

■ご来場者全員プレゼント:本大会記念「初代タイガーマスク特製ポートレート」

■協賛 :新生武士道 掣圏真陰流 神楽坂スタジオ、かまだ家、潟gータルリフォームサービス、
              チェアウォーカー快適情報誌WaWaWa、

■協力 :タイガーマスクリターンズプロジェクト、株式会社オフィス・アイ、武道通信、
             ゴトウカイロプラクティック院、アルファオート梶Ae+(イープラス)、
             スーパータイガージム、崖ubberSoul、
 
■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
  

 ■ 【開催直前!レジェンド・ザ・プロレスリング会見速報及び4大インタビューアップ!】


超満員記録更新中!レジェンド・ザ・プロレスリング名古屋・札幌シリーズに向けて
会見速報及び4大インタビューアップ!(情報配信:イープラス)

 
 今年1月10日の東京・後楽園ホールから発進したレジェンド・ザ・プロレスリング。
その柱となるのは昭和のプロレスファンを熱狂させた藤波辰爾vs長州力の名勝負
数え唄の復活だ。

1・10後楽園、続く5・7大阪では藤波が勝利。
そして9月23日の名古屋国際会議場イベントホール、
10月30日の札幌テイセンホールでも一騎打ちが決定した。

長州の新日本・引退直前の1997年8月10日に一騎打ちを行った名古屋、
長州が維新軍団として新日本離脱前に最後の一騎打ちを行った札幌という
思い出深い土地で、あの数え唄が時空を越えて実現するのである。

そして、9月23日(金・祝)名古屋国際会議場イベントホール大会で、
シングルマッチを行う初代タイガーマスクと、“元祖虎ハンター”小林邦昭。

1980年代の新日本プロレスマットを熱く盛り上げた両者の一戦。
3年8ヶ月ぶりの対戦となった5月7日の大阪大会では、初代タイガーが小林に
リングアウト負けし、約30年に及ぶ抗争の中で初黒星を喫した。

雪辱に燃える初代タイガーの秘策とは?「正真正銘最後の一騎打ち」になるであろう
“初代タイガーマスクvs小林邦昭”!ゴングは目の前だ!

会見速報及び4大インタビューアップ!

■ 【記者会見速報!】初代タイガーVS小林が“最後の一騎打ち”へ

■ 【4大インタビューその1)初代タイガーマスク】

■ 【4大インタビューその2)小林邦昭】

■ 【4大インタビューその3)藤波辰爾】超満員記録更新中!

■ 【4大インタビューその4)長州力】超満員記録更新中!

▼チケットのお申込みはこちらから
   

 ■ 【『あしや夢プロレスまつり 2011』 開催のお知らせ】


大会当日
スーパー・タイガー選手「第5代レジェンドチャンピオン記念Tシャツ」
間下隼人選手「故郷凱旋記念オフィシャルTシャツTYPE1」
同時発売決定!

 


リアルジャパンプロレス発信
 
 来る09月25日(日)に、「プロレスリング九州活性化実行委員会」が、
芦屋町町政120周年記念
間下隼人 芦屋町初凱旋/富豪2夢路デビュー15周年記念特別試合 
『あしや夢プロレスまつり 2011』 を開催させていただきます。

■大会名:芦屋町町政120周年記念
間下隼人 芦屋町初凱旋/富豪2夢路デビュー15周年記念特別試合 
『あしや夢プロレスまつり 2011』 

■開催日時:09月25日(日) 16:30開場 17:00試合開始

■会場:芦屋町総合体育館
〒807-0141
福岡県遠賀郡芦屋町山鹿239 TEL:093-222-0181

■席種・料金:一般¥3000-/中高生¥2000-(各席種 当日¥500-増)
※小学生以下は無料。

■主催:プロレスリング九州活性化実行委員会 

■後援:芦屋町教育委員会/九州産業大学プロレス研究部 

■協力: 
リアルジャパンプロレスリング 
プロレスリングFTO 
プロレスリング求道軍 
FUKUOKAプロレスリング タフス 
プロレスリング華☆激 
株式会社バンプマン 
ジョイファクトリーカフェ 
プロレス居酒屋がむしゃら 
株式会社 天華堂

■お問い合わせ:ジョイファクトリーカフェ TEL:093-222-0114


■対戦カード 

<第五試合 メインイベント 九州無差別級選手権試合 シングルマッチ>
[王者]上田馬之助(FTO) vs [挑戦者]富豪2夢路(バンブマン)

<第四試合 セミファイナル シングルマッチ>
★スーパー・タイガー(第5代レジェンドチャンピオン/リアルジャパンプロレス)
vs
間下隼人(リアルジャパンプロレス)

<第三試合 タッグマッチ>
★xXXx(フォーエックス/FTO)&谷口勇武(華☆激)
vs
スカルリーパーA-ji(FTO)&THE KABUKI(天龍プロジェクト)

<第二試合 シングルマッチ>
★アズールドラゴン(FUKUOKAプロレスリングタフス) vs KAZE(フリー)

<第一試合 シングルマッチ>
★若鷹ジェット信介(ハッスルMAN'Sワールド) vs 前田裕司(ダブプロレス)


●特別立会人:
“東洋の神秘”ザ・グレート・カブキ(プロレスリング九州活性化実行委員長) 


■出演アーティスト: 
芦屋町を愛する、日本を代表するレゲエバンド DUB ROCKERS 
   

 ■ 【卍丸選手復帰祝!秋の夜長の舎人一家』(仮称)イベント開催のお知らせ】


 
事務局よりお知らせ
 
 昨晩「舎人一家闇夜の集会」にて急遽イベントの開催が決定いたしました!

 こちらは、去る2011.9.4みちのくプロレス新木場大会で、劇的な復帰を果たした
 卍丸選手のお祝をかねて、10月28日(金)都内:新宿にて、開催する運びとなります。

 当日は、大会会場ではありえない!?サイン会や2ショット撮影会などに加え、
 イベント限定Tシャツンの販売等も予定しております。

 更に今回は、2次会なんかもあるかもしれません!?

 尚、こちらのイベントは人数限定イベントとなりますので、
 参加をご希望される方は、お早めにお申し込みください!

  ★イベント名:「卍丸選手復帰祝!秋の夜長の舎人一家」(仮称)

  ★開催日時:2011年10月28日(金) 19:00〜(2時間)

  ★場所:新宿(予定)

  ★参加選手:南野タケシ選手・卍丸選手

  ★イベント概要:フリートーク・サイン&握手会・イベント限定Tシャツ販売・撮影会 他

  ★参加料金:¥4000(予定)

  ★御予約・お問合せ:南野タケシオフィシャルサポーターズクラブ 事務局 

     ※上記リンクより・お名前・ご参加人数・TELを明記の上、メールにてご連絡をお願い致します。
   (件名は変えずにそのまま送信してください)

 サポーターズクラブ事務局
  

 ■ 【東日本震災復興チャリティ大会in宮古『勇気と絆』開催のお知らせ】


 
東日本震災復興チャリティ大会in宮古『勇気と絆』
〜“宮古の英雄・キックの神様” 藤原敏男&“伝説の虎”初代タイガーマスク往訪〜

2011年08月25日(木)開場16時30分/開始17時30分
会 場:「宮古市民総合体育館(シーアリーナ)多目的体育館」

宮古市小山田二丁目1番1号 TEL:0193-62-6000

入場無料!
(満員の場合は入場をお断りさせていただく場合もございますので、予めご了承ください)

★ 主 催:藤原スポーツジム、タイガーマスクリターンズプロジェクト、満月プロジェクト、
               リアルジャパンプロレス
★後 援:宮古市末広町商店街振興組合
★ 協 賛:アドワード株式会社、新生武士道 掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』、
              丸八殖産株式会社、株式会社銀座長州屋、有限会社サン三國製靴、
              株式会社IGR、新間事務所 
★ 協 力:宮古市魚市場仲買人青年部ワカシの会、宮古市魚菜市場青年部、
              宮古商業高校同窓会、日本歯科大学付属病院
★お問合せ:宮古市魚菜市場太田屋肉店  TEL:0193-62-8129(太田)

★内 容: 
1. プロレスリング試合

2. キックボクシング試合(プロ試合&少年部)

3.トークショー

4.グッズプレゼント抽選会

5.プロレスラーと子供達の腕相撲大会(開場時)

【プロレスリンング試合】
<タッグマッチ>
初代タイガーマスク(リアルジャパン)&長井満也(ドラディション) 
vs ブラック・タイガー(フリー)&折原昌夫(メビウス)

<シングルマッチ>
タイガー・シャーク(リアルジャパン)vs 菊地 毅(頑)

<タッグマッチ>
本田多聞(頑)&泉田純至(頑) 
vs 若翔洋(フリー)&斎藤彰文(リアルジャパン)

【キックボクシング試合】
<キックボクシング エキシビジョンWPMF日本ルール 3分×3R>
渡部太基(ワタベダイキ/[WPMF日本ウェルター級王者] 藤原ジム)
vs ファーサイ・ヨックタイ(ヨックタイジム)

<キックボクシング少年部 2分×2R>
原田優音(ハラダナイト[小4]/ [M-1 25kg級元王者]藤原ジム)
vs 松戸龍冴(マツド リュウゴ[小3]/ [M-1 25kg級1位]ウィラサクレックジム)

<キックボクシング少年部 2分×1R>
柴崎隼(シバザキ ハヤト[小3]/藤原ジム)
vs 森田永遠(モリタ トワ[小3]/ウィラサクレックジム)

■グッズプレゼント抽選会
[藤原敏男先生、初代タイガーマスク、リアルジャパンプロレスグッズ等]
■トークショー
“宮古の英雄・キックの神様”藤原敏男&初代タイガーマスク
■プロレスラーと子供達の腕相撲大会[開場時間内に実施] 

【“宮古が生んだ英雄”藤原敏男 プロフィール】
『キックの神様!藤原の前に藤原なし。藤原の後に藤原なし!』と唄われた、
不世出のキックボクサー。
1948年3月3日、岩手県宮古市田老鉱山出身。1969年7月、目白ジムに入門、鬼の黒崎健時を師匠にし、同年10月のデビュー戦をKOで飾る。 1971年11月、玉城良光を下して全日本キックボクシング・コミッションの初代ライト級王座に就く。1972年4月のタイ初遠征を手始めに打倒ムエタイに燃え、殿堂ラジャダムナン、ルンピニー両スタジアムに出撃していく。1974年3月の元プロボクシング世界フェザー級王者・西城正三との対戦を経て、1975年の左スネ手術で再起不能も囁かれたが、不屈の闘志で復活をとげる。1978年3月にはモンサワン・ルークチェンマイをKOで倒してラジャダムナンスタジアム・ライト級王座を獲得、ムエタイ500年の歴史の中で初の外国人王者となった。 師・黒崎健時と行動を共にして1979年4月、新格闘術世界ライト級王者となり、その後1983年2月に現役引退。通算戦績は141戦126勝(97KO)13敗2引き分け。
現在、藤原スポーツジムで後進の指導に当たり、数多くのチャンピオンを輩出している。

【獲得タイトル】
全日本キックボクシング・初代ライト級チャンピオン、
タイ国ラジャダムナン・スタジアムライト級チャンピオン、新格闘術世界ライト級チャンピオン
【現職】
藤原スポーツジム代表
ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ(JMD)理事長
株式会社IT'S SHOWTIME JAPAN 代表取締役
  

 ■ 【新☆四角いジャングル一部対戦カード変更のお知らせ(公式リリースより)】


 
新☆四角いジャングル・ダブルメインの1試合が変更に。

先日7月24日(日)愛知・スカイホール豊田にて行われたMA日本キックボクシング連盟認定『真樹ジムAICHI10周年記念興行 』のメイン試合でUKFインターナショナルフェザー級王者となったテープジュン・サイチャーンが※負傷のため出場不可能となった。
※(左母指伸筋腱損傷・全治2ヶ月)
テープジュン・サイチャーン(真樹ジムAICHI/現王者)と十二林稔(HOSOKAWA/MA日本フェザー級王者)は同タイトルの2回戦目を9月3日(土)東京・新宿FACEにて開催される『新☆四角いジャングル』で行う予定となっていたが、王者であるテープジュン・サイチャーンが負傷欠場のため十二林稔と片岡広樹(MA/ダイケンジム)との間で暫定王者決定戦が行われる運びとなった。
「新☆四角いジャングル〜ミスター格闘技降臨!!〜」もうひとつのキック魂(ガッツ)

 -変更後カード-
-キックボクシング タイトルマッチ-メインイベント2
【UKFキックボクシングインターナショナルフェザー級暫定王者決定戦】3分5R
十二林稔(HOSOKAWAジム)VS 片岡広樹(ダイケンジム)
 
メインイベント1
【UKFキックボクシングインターナショナルフライ級王座決定戦】3分5R
ユウ ウォーワンチャイ(B-FAMILY NEO)VS アピデット(ロットバーンソムゲットトラン)
 
セミファイナル
【UKFキックボクシング日本スーパーウェルター級王座決定戦】3分5R
竹本壽晴(龍生塾)VS  阿部雅俊(PCK連闘会)
 
第6試合
【UKFキックボクシング日本スーパーフェザー級王座決定戦】3分5R
阿修羅(PCK連闘会)VS 祥汰(Team S.R.K)
 
第5試合
【UKFキックボクシング日本フライ級王座決定戦】3分5R
勇児(HOSOKAWAジム)VS TSUKASA(習志野ジム)
 
第4試合
【UKFキックボクシング日本ジュニア48kg級王座決定戦】2分3R
熊井亮介(Y’ZD GYM)VS 増田稜矩(WKA 大瀧塾)
 
-キックボクシング ノンタイトル-
第3試合
【UKFキックボクシングルール 60kg契約】3分3R
冨田健祐(真樹ジムAICHI)VS 晃希(Team S.R.K)
 
第2試合
【UKFキックボクシングルール スーパーライト級】3分3R
堤価月(JTクラブジム)VS  塩澤大地(渡辺ジム)
 
第1試合
【UKFキックボクシング日本ジュニア32kg級】2分3R
鈴木笑ノ輔(真樹ジムAICHI)VS 福田真斗(キングムエ)

-オープニングマッチ・フルコンタクト空手ルール-
【フルコンタクト空手ルール】2分 空手 VS 空手 
篠原肇 (錬武舘 上尾道場) VS 中山海(WKA 大瀧塾)
 
【フルコンタクト空手ルール】2分 跆拳道 VS 空手 
荒井靖久 (白龍ジム) VS 堀江正高(誠心会館)
 
-オープニングマッチ・女子キックボクシングEX-
【UKFキックボクシングルール エキシビジョン】2分1R
高橋美優美(白龍ジム) VS 関口朗子(Team S.R.K)

【大会概要】
 
梶原一騎 25 回忌追悼記念
『新☆四角いジャングル〜ミスター格闘技降臨!!〜もうひとつのキック魂(ガッツ)』
 
日時:2011年9月3日(土) 16:45開場  17:30試合開始
(※オープニングマッチは17:15より開始予定。)
会場:「新宿FACE」東京都新宿区歌舞伎町1-20-1
ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町7F TEL 03-3200-1300
 
VIP席 \20,000【完売】SRS席 \12,000【完売】RS席 \10,000【完売】A席 \8,000【完売】 立見 \5,000(当日券は立見のみ)当日入場時にドリンク代として別途\500が必要となります。 
 
≪チケット取扱先≫
◎e+(イープラス)
http://eplus.jp/sys/web/sports/battle/index.html
◎アールズ・エンタープライズ(Eメールでのお取引) 
info@rs-enterprise.com(券種及び購入希望枚数・住所・氏名・連絡先を送信して下さい。)←ホームページよりアクセスされる場合にはチケットオーダーフォームが御座います。
◎出場選手及び選手所属各ジム

≪問合せ先≫
◎総合イベント企画 アールズ・エンタープライズ
http://www.rs-enterprise.com/
FAX:0495-72-4355
◎新☆四角いジャングル 
URL http://new-square-jungle.jimdo.com/

  

 ■ 【2011.7.7 スーパー・タイガー公開練習】


 
リアルジャパンプロレス7・21後楽園ホール大会で至宝奪還へ!
スーパー・タイガーが公開練習で肉体改造の成果を披露
「全て粉砕するつもり。長井選手も腕の一本とかじゃ済まないと思いますよ」

7日、東京錦糸町にあるエンドウジム錦糸町本部で、
リアルジャパンプロレスのスーパー・タイガーと間下隼人が公開練習を行った。

満を持して至宝奪還へ

7月21日(木)に後楽園ホールで開催されるリアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』。この大会のセミファイナルで、スーパーは長井満也の保持するレジェンド選手権王座に挑戦する。

 遡ること2年前、2009年3月1日のリアルジャパンプロレス後楽園ホール大会において、当時レジェンド選手権王者だったアレクサンダー大塚に挑戦したが、敗北を喫したスーパー。団体の至宝であるベルトの奪還に失敗したことで、改めて自分を見つめ直したのだろう。「このままではいけない」という強烈な意志を持つようになり、師匠である初代タイガーマスクの下をあえて離れ、外敵である鈴木みのるとタッグを結成した。

 当時は三冠王者だった鈴木から様々な技術や心構えを学びつつ、他団体にも積極的に参戦。着実に実力を付け、それが結果にも繋がるようになった。そして、今大会。鈴木の下から離れ、満を持してベルト奪還に挑むことになった。

 対戦カードが発表された記者会見の席で、王者・長井から「俺から見たら、“野生の虎”じゃなく、鈴木みのるに飼い慣らされた“動物園にいる虎”にしか見えない」「ヘタクソだけど、勝ってやろうという気持ちを剥き出しにしている昔のスーパー・タイガーの方が魅力があった」と徹底的にこき下ろされたが、そんな挑発を目の前で聞かされても、どこかスーパーには“揺るぎない自信”が感じられた。その理由の1つが今回の公開練習で明らかとなった。

本格的な肉体改造に着手

これまでは初代タイガーマスクの指導の下で、器具を使わないトレーニングを続けてきたスーパーだったが、今年5月より本格的なウエートトレーニングを導入した。間下隼人、斎藤彰文らと共に、エンドウジムに通い、肉体改造に着手。今日、その厳しいトレーニングの一部が記者団に公開された。

エンドウジムは40年以上の歴史を持ち、スタッフには遠藤光男会長をはじめ、フィジカルトレーニングのスペシャリストが揃っている。これまで初代タイガーマスクなどのプロレスラーだけでなく、様々なスポーツ選手の筋力強化に力を貸してきた。最近では大相撲の横綱・白鵬や総合格闘技のミノワマンなどもこのジムでトレーニングを行っている。

公開されたトレーニングはほんの一部で、ベンチプレスと懸垂のみだったが、それだけでもスーパーの本気が伝わってきた。

ベンチプレスは最初は60キロからスタートし、80キロ、90キロ、100キロ、110キロと段階的に重くしていく。光男会長だけでなく、長男の遠藤克弘トレーナー、次男の遠藤竜馬トレーナーが付きっきりで「押せ!」「気持ちが大事なんだ!」「死ぬ気でいけ!」と檄を飛ばす中、スーパーも呻き声を漏らしながら必死で回数を重ねていくが、途中でさすがに腕が上がらなくなってくる。ただ、経験豊富なスタッフはスーパーの限界がどこにあるのかを理解しており、安易に手助けはしない。

懸垂も完全に肘を伸ばした状態からスタート。自分の身体を単に腕力だけで持ち上げればいいのではなく、ゆっくりと下げることで効果的に背筋を鍛えていく。回数を急に増やしたり、フォームを修正したりと、スタッフが常に指示を出してくるから、トレーニングから緊張感がなくなることはない。

もちろん、インターバル中には「ベンチプレスは10回連続で上げられる重さを増やしていくのが大切」「そのフォームは肩が使い切れていない」などと的確なアドバイスが与えられる。噴き出す汗を拭きながら、それを一言も聞き漏らしてはいけないと必死に耳を傾けるスーパー。興義館でも普段から激しい練習が行われているが、それに負けない厳しいトレーニングがエンドウジムで行われていた。

体幹強化で当たり負けしない身体に

“ストロングスタイル復興”を旗印にするリアルジャパンプロレスは、昔からの伝統を守り、「器具を使わないトレーニング」が中心となっていた。スーパー自身、密かにウエートトレーニングをすることもあったが、あくまでも自己流で、どうしても追い込みきれない部分があったという。

「今まで独学でウエートトレーニングをしたことはあるんですが、どうしても見栄を張って、重さばかりを気にしてしまい、“ああ、何キロが上がった!”と、それだけで満足しちゃっていたんですね。フォームを意識せず、ちょっと誤魔化しているところがあったんですが、そういう部分はこちらに来て、トレーナーの皆さんに見られた瞬間にやはり見抜かれてしまって……。重さは関係なく、ちゃんとしたフォームで基礎からやっていくのが一番大事なんだと教えられました。自分1人ではどうしてもそこまでできないですから」

 自己流で取り組んでいた時は「懸垂なんて何度でもできる」と自信を持っていたが、正しいフォームと筋肉の効かせ方を指導されて再度やってみた時、1回もできず衝撃を受けたスーパー。“プロ中のプロ、本物の中の本物の先生に付いて、一から学んでいかないと変わっていかない”という鉄則を思い出し、一から自分を鍛え始めた。

1回の練習時間は60分で、週2回ペースで行っている。それだけ聞くと楽そうに思えるが、その内容の濃さは凄まじいものがあり、「ジムの窓が開いている時は、僕らの悲鳴が近所に飛び散っているんじゃないか」と本人が語るほど。「練習が終わった時点でその日のエネルギーがまったくない状態」になるまで自分を追い込んでいる。取り組み始めてからわずか2ヵ月で、自分でも分かるぐらいの成果が出てきた。

「とにかく体幹がぶれなくなってきましたね。この短期間で、ここまで実感できるようになるとは思ってもいませんでした。これまでは大きい選手とぶつかった時、かなり重く感じたんですが、かなり変わりましたね。120キロ近くある選手と総合格闘技のスパーリングをやっても、向こうから“全然違いますね”と言われました。こっちの攻撃力も変わったと思います」

なぜ、そこまできつい練習をこなせているのか? そこには“後輩”の力も大きいようだ。

「僕だけじゃなく、間下(隼人)や斎藤(彰文)もこちらに通わせていただいているんですけど、あいつらも物凄い速度で成長してきてるんで、それも励みになるというか。“今後逆転されるんじゃないか?”という不安を感じつつ、“まだまだ負けないぞ”という意識でいます。下からの突き上げも来つつ、素晴らしい先生に追い込まれながら、本当にいい精神状態でやらしていただいてますね」

これまでの経験を考えればスーパーの実力が遥かに上なのは明らか。ただ、公開練習を見ていても、先輩と同じメニューをこなし、そこに食らい付いていこうという間下の意気込みはヒシヒシと伝わってきた。今大会では巨漢の若翔洋と対戦する間下(石川雄規&若翔洋vsアレクサンダー大塚&間下)にとっても、肉体改造は必修科目。先輩・後輩の間に、いい意味で競い合いが起こっている。

視線はベルト奪取の先に

トレーニングを担当しているトレーナー陣もそんな選手たちの姿勢を絶賛。さらに、スーパーの資質を認めた上で、今後のバックアップを約束していた。

「まだ“基礎の基礎”の段階ですが、選手の持っている潜在能力を引き出せるよう指導していけたらと思っております」(竜馬トレーナー)

「これは本音で言いますけど、(スーパーは)非常に身体の発達が早いなと。骨格にも恵まれてますし、気持ちの部分でもとても素晴らしいと思います。我々の指導が即座に彼の身体に反応するということを考えると、とても指導していて楽しい選手です」(克弘トレーナー)

単純に筋力が増しただけでなく、その練習を乗り越えられた自信、そしてそこで生まれた信頼関係がスーパーの気持ちをさらに高めている。

「長井選手もボディビルをやっているそうですが、どんな面でも負けないつもりです。万全を尽くして試合に臨みたい。僕1人で戦うんじゃなく、遠藤会長、克弘さん、竜馬さん、いろんな方が背中を押してくれるので。全てを背負って戦います。ベルトを絶対に取って、それで皆さんに恩返しができれば」

ただベルトを取り返すことだけを考えているのではなく、「そこで終わりじゃないですから。そこから防衛戦をどんどん重ねていけるように。そして、もっともっと上を目指していけるように。長い目で見て、こちらに通っていきたいと思っています」と語るスーパーに、2年前のひ弱さは微塵もない。今回の公開練習ではあえてTシャツを脱がなかったが、肉体面以上に、精神的な成長の方が意味のあることかもしれない。

「あまりに舐めてかかられたら、長井選手も腕の一本とかじゃ済まないと思いますよ。すべてを粉砕してやるつもりで、練習してますから。パンチや蹴りで気持ちをぶつけたいと思います」

王者・長井はあくまでも“格下扱い”を崩さないが、スーパーはこの試合だけでなく、その先にある王者像やリアルジャパンの未来まで見据えている。団体を背負う意識まで持ったスーパー。確かにその姿は頼もしくもあるが、それはあくまでも「勝利」してからこそ意味のあるもの。団体の運命をも左右するタイトルマッチの行方はいかに……?

【大会概要】
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』
(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)
■日時 2011年7月21日(木)開場17:30 開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール
 
■対戦カード
▼メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負

初代タイガーマスク(RJPW)、長州力(リキプロ)、藤波辰爾(ドラディション)
vs
本田多聞(フリー)、菊地毅(フリー)、泉田純至(フリー)
 
▼セミファイナル『レジェンド選手権試合』60分1本勝負

長井満也(第4代王者/ドラディション) vs スーパー・タイガー(挑戦者/RJPW)
 
▼『折原昌夫復帰戦』タッグマッチ30分1本勝負

タイガー・シャーク(RJPW)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
折原昌夫(メビウス)、ヒロ斉藤(初参戦/ドラディション)
 
▼タッグマッチ 30分1本勝負

スーパー・ライダー(RJPW)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、グラン浜田(フリー)
 
▼タッグマッチ 30分1本勝負

石川雄規(バトラーツ)、若翔洋(フリー)
vs
アレクサンダー大塚(AODC)、間下隼人(RJPW)
 
▼シングルマッチ 30分1本勝負

山本裕次郎(チーム太田章) vs 斉藤彰文(RJPW)
 
■チケット料金 VIP席12,000円(特典付き)、RS席8,000円、A席6,000円、B席5,000円
※ご来場者全員に初代タイガーマスク特製ポートレートをプレゼント
 
■チケット発売所 イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、後楽園ホール、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT−1、バトルロイヤル、
チャンピオン、イサミ
 
■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付
  

 ■ 【AAA-SUGI選手オフィシャルグッズ制作】


(C)AAA y LLL 

 
AAA-SUGI選手のオフィシャルグッズを制作致しました。※写真上部Tシャツ2種他バスタオル等
ちなみに黒のTシャツはフロント/バック共に和風に!白のTシャツはフランスでの大会にちなんで
フロントを「なんちゃってブランド風」にしてみました。RubberSoulとしては久々の「おまかせ仕事」でしたが、自分としてはかなり満足のいく仕上がりになったと、勝手に思っています(^^;
日本では手に入らないと思いますが、メキシコならもしかしたらGET出来るかもしれませんね!?
 
 ■ 【2011.7.4リアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』記者会見】

リアルジャパンプロレス7・21後楽園ホール大会の全対戦カードが決定!
メインイベントで初代タイガーマスク&長州&藤波vs本田多聞&菊地毅&泉田純至が実現!
念願が成就した泉田と菊地は小細工なしの真っ向勝負を予告!

復帰戦を控える折原は“シャーク眼中になし”を強調!
「レジェンド選手権を取ったら、スーパー・タイガーと対戦したい」

4日、掣圏真陰流・興義館で初代タイガーマスクが記者会見を行い、7月21日(木)にリアルジャパンプロレスが後楽園ホールで開催する『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)の全対戦カードを発表した。

泉田は「宝くじに当選した気分」と喜びを露わに

メインイベントとして発表されたのは、初代タイガーマスク&長州力&藤波辰爾vs本田多聞&菊地毅&泉田純至の6人タッグマッチ。泉田が何度も「初代タイガーマスクと対戦したい」とアピールしてきたが、それが通るどころか、長州&藤波まで加わるという形になった。タッグを組む菊地と共に会見に出席した泉田も興奮が隠せない。

「今日、“興義館に来てくれ”と言われたので、僕が出しゃばって会見なんかするから、平井丈雅代表に叱られるのかなと思っていたんですけど、まさかこんないい対戦カードを組んでもらえるなんて……。今は宝くじで高額当選したような気分でいます。興奮が抑えきれなくて、会見が始まる前、菊地さんに“深呼吸をしよう”と言われました」

 先週、勝手に記者を集めて会見を開き、リアルジャパン参戦ならびに初代タイガーマスクとの対戦をアピールした泉田。週末には自ら興義館まで足を運んだ。残念ながら初代タイガーマスクも平井丈雅代表も不在だったが、菓子折と思いを綴った手紙を託していた。その思いが届いての対戦実現だけに、会見中は何度も感慨深い表情を浮かべていた。

菊地は“突貫ファイト”を予告

もちろんタッグを組む菊地もこのカードに対する思い入れが強い。初代タイガーマスクのライバルであるダイナマイト・キッドに憧れてプロレス界に入っているからだ。

「以前からずっと日章旗のタイツをはいているのは、ダイナマイト・キッドの影響。自分が最初に見たキッドの試合、対戦相手は初代タイガーマスクさんでした。その方と当たれるなんて、本当に嬉しい限りです。ぜひとも今回のチャンスを活かしたいと思っています」

 最近の菊地は昔からの“突貫ファイト”だけでなく、変顔などコミカルな部分でも注目を集めているが、「今回は自分の気持ちをぶつける意味でもまともにいきたい」と話したように、それを封印し、憧れのレジェンドたちにぶつかっていくつもりだ。

泉田がまさかの「僕もトラ」宣言

泉田もその思いは同じ。いくら学生時代からの憧れを相手にしたとしても、リング上で対峙したら負けるわけにはいかない。菊地と同様に「真っ向勝負」を宣言した。

「子供の頃から3人を研究してますけど、動きにつけいる隙がないのは分かってますから。小細工なしで、ガッチリと前から挑むしかないです。“当たって砕けろ”の気持ちでいきますよ」

 尊敬してやまない憧れのレスラーを前にしても、あくまで攻撃的な姿勢を示す泉田。その裏側には並々ならぬ決意があった。

「レジェンドの3人と比べると、どう考えても格の差が大きくあるので。ましてや菊地さんや本田さんはフリーになってから自分なりに新たな道に進んでいますけど、僕はまだなにもできないでいる。初代タイガーマスクさんがプラス100の立場なら、僕はマイナス100の立場。一緒にしたら大変に失礼ですが、僕も究極的な意味で、マイナスの“トラ”だと思ってます。“リストラ”というトラなんで、背に腹は代えられない。あまり甘く見ると、僕が噛み付くかもしれませんので。目の前にいらっしゃるので失礼なんですが、“あまり舐めないでもらわないと怪我をしますよ”と思ってます」

 冗談ぽい物言いだが、泉田の持つ危機感は強い。それは自分の置かれている現状だけではなく、やはり出身地である宮城を襲った東日本大震災の影響もあるのだろう。

「僕も菊地さんも宮城出身。僕らの名前が宮城の方に少しでも届いて、それが何らかの形で力になればと思ってます。僕らに何ができるかと言えば、プロレスを見てもらって、少しでも元気になってもらうことなんで」

 だからこその言葉だろう。会見中、間に何度も初代タイガーマスクに対する気遣いを挟みながらも、挑発的に頭突き予告までブチ上げた。

「僕らがあえて有利に立てる部分があるとすれば、それは石頭。菊地さんとは昔、世界一でも日本一でもないんですが、“宮城一の石頭”を争いまして、僕が勝ちました(2004年9月23日、ノアディファ有明大会)。3人とも頭が硬いので、それを活かしていきたいなと」

初代タイガーマスクは泉田たちに熱いエール

泉田たち3人の参戦だけでなく、長州と藤波は9月に開催されるレジェンド・ザ・プロレスリングのシリーズで『名勝負数え歌』の再戦が決まっているだけに、そういう意味でも注目カードになる。

 膝とふくらはぎの治療に入っている初代タイガーマスクも、試合までに完調できるかまだわからないが、「プロレス復興のために凄い試合をやっていきたいです」と力強く宣言。さらに、対戦相手へエールを送る場面も見られた。

「泉田選手たちはなにか非常に遠慮されているようなんですが、その奥には魂が見える気がします。折原選手もそうなんですけれど、人というのは何かキッカケがないと、上がっていけない。だから、反対に凄い期待してしまいます。今のように日本が疲弊している状態の時に、皆さんがぜひモデルになるように……。対戦相手に言うのはおかしいですけど、頑張って欲しいですね」

初代タイガーマスクたち“レジェンド”も、今回初参戦となる泉田たちも、根底にある熱い気持ちは同じ。当日はそれらが激しくぶつかり合う熱戦を期待したい。

折原とシャークの舌戦が激化

会見には今大会で復帰を果たす折原昌夫も同席。復帰戦のカードがタイガー・シャーク&佐藤光留vsヒロ斉藤&折原と発表されたが、改めて現在の心境をコメントした。

 後縦靭帯骨化症という難病を「首後方の骨を3本抜く」という治療法で克服し、再びリングに戻ってくる折原。頭は人体で一番重い部分であり、それを首が支えている。その骨を取ることは予想以上にきつく、当初は短い散歩をするだけで、背中の筋肉が硬くなるほどだったという。ただ、諦めずに回復に努めた結果、劇的に状態は良くなり、現在はコーナーからの受け身などもできるようになった。何年も前から首を痛めており、ハードなトレーニングができなかったが、今回の手術によってそれが可能になり、身体全体で言えば負傷前よりもかなり良い状態に仕上がっている。

 ただ、さすがに復帰初戦を前にして不安を感じているのか、復帰戦での対戦をアピールしてきたタイガー・シャークに対して、以前の会見では「彼のような100%以上の気持ちを剥き出しにしてくる相手に対して、こちらから“かかってこい!”とは言えない。できれば彼以外の選手と身体慣らしをしてみたい」とコメントしていた。

 それを聞いたシャークは激怒。「首の骨を抜いたとか言ってるんで、“そんな選手がプロレスにすぐ復帰できると思うなよ”と。徹底的にやらせてもらいます。俺と戦いたくない? 本当に怖いなら、リングに上がるなということですから。その辺はリングに上がってみれば、折原の本当の気持ちは分かるでしょう」と断罪していた。

 さらに、パートナーの佐藤も「折原選手の復帰に向けたコメントを見まして、非常に残念に思っています。折原選手はギラついた出刃包丁のような人だと思っていたんですけど、完全にステンレス包丁みたいなコメントでした」とバッサリ。早くも舌戦モードになっていた。

 折原は体調が良化してきたことにより、その“口撃”も鋭さを取り戻している。会見の席では“シャーク眼中になし”を強調した。

「2人の発言にまったく気持ちが動きませんでした。怪我に対する恐怖は確かにありますけど、彼らに対する恐怖は少しもないですね。この団体に参戦していく以上、目標は初代タイガーマスク。その前に青い虎(タイガー・シャーク)やシルバーの虎(スーパー・タイガー)もいますから、段階を経て倒していきたいなと思っています。ただ、青い虎には正直興味ないですね。今回、長井(満也)選手からスーパー・タイガーがレジェンド選手権をとった時には、スーパー・タイガーと対戦してみたいですね。僕の中では青い虎よりも、スーパー・タイガーに目が向いています」

菊地とのタッグ結成プランも!?

さらに、会見後は全日本プロレス時代の先輩である菊地と談笑。当時から仲が良かったという先輩とのタッグ結成案まで飛び出した。

「実は今後、菊地先輩と組んでいきたいという気持ちはあります。同じジュニア戦士ですから。長い間、先輩の下から離れてましたけど、僕もいろいろと吸収してきましたし、一緒に組んでみて何か出せるものがあるかなと。だから、メインの試合は凄く楽しみです」

 シャークとの復帰戦を飛び越えて今後のプランを語る折原。「徹底的にやる」とシャークは折原抹殺を宣言しているが、折原自身はあくまでも普通にリングを降り、メインの試合を観戦するつもりでいる。これはシャークにとって屈辱以外のなにもでもないだろう。

 今回、折原とタッグを組むのはリアルジャパン初参戦となるヒロ斉藤。これについても折原は「僕は勝手にカラーが同じだと思ってますから。強い味方を偶然にも付けたなと。今まで当たったことも、組んだこともないですけど、凄く楽しみです」と語っており、流れ次第によっては今後もパートナーとして組む可能性がある。最近のジュニア戦線を引っ張ってきた自負があるシャークとしては、様々なプランを立てて再浮上を狙う折原が目障りなはず。
 早くも異常なほど舌戦で火花を散らしている折原とシャーク。この2人のライバルストーリーから何が生まれるのだろうか? リアルジャパンの今後を占う上でも必見のカードになりそうだ。


【大会概要】
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』
(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)
■日時 2011年7月21日(木)開場17:30 開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール
 
■対戦カード
▼メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW)、長州力(リキプロ)、藤波辰爾(ドラディション)
vs
本田多聞(フリー)、菊地毅(フリー)、泉田純至(フリー)
 
▼セミファイナル『レジェンド選手権試合』60分1本勝負
長井満也(第4代王者/ドラディション) vs スーパー・タイガー(挑戦者/RJPW)
 
▼『折原昌夫復帰戦』タッグマッチ30分1本勝負
タイガー・シャーク(RJPW)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
折原昌夫(メビウス)、ヒロ斉藤(初参戦/ドラディション)
 
▼タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・ライダー(RJPW)、ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、グラン浜田(フリー)
 
▼タッグマッチ 30分1本勝負
石川雄規(バトラーツ)、若翔洋(フリー)
vs
アレクサンダー大塚(AODC)、間下隼人(RJPW)
 
▼シングルマッチ 30分1本勝負
山本裕次郎(チーム太田章) vs 斉藤彰文(RJPW)
 
■チケット料金 VIP席12,000円(特典付き)、RS席8,000円、A席6,000円、B席5,000円
※ご来場者全員に初代タイガーマスク特製ポートレートをプレゼント
 
■チケット発売所 イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、後楽園ホール、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT−1、バトルロイヤル、チャンピオン、イサミ
 
■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付
  

 ■ 【初代タイガーマスク 佐山サトル 講義会セミナーのご案内】

 
7月10日(日)、佐山サトル総監 講義会セミナー「プリンシプル」が開催されます。

今回のテーマは《日本武道の薦め》。

経済や社会不安の状況の中、なぜ今、日本武道なのかについて語るとともに
5月24日(火)に開催されました、新生武道『武道 掣圏』の試合映像に
ついても、佐山総監が肉体、精神の両面から解説していきます。

試合が進む中で、選手がどのような精神状態をたどっていったのか、
また選手の心に火がついた瞬間、反対に心が萎えてしまった瞬間を捉え、
それが実際の動きや勝負の行方にどう影響を与えてしまったのかについて、
佐山総監がするどく分析していきます。

佐山総監の実践武道の真髄と、それを今後の社会にどう生かしていくのかが
分かる講演です。

詳細は以下の通り。


【7月10日(日)】
『PRINCIPLE(プリンシプル)〜日本武道の薦め〜』
――――――――――――――――――――――――――――
■初代タイガーマスク 佐山サトル 講義会セミナー
 『PRINCIPLE(プリンシプル)〜日本武道の薦め〜』

■日  時:2011年07月10日(日)  開場/15時00分 開始/15時15分
 
■会  場:新生武士道 掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』(東京・神楽坂)
 
■参加費 : 5.000円(参加特典:佐山サトル特製ポートレート他)
 
■主  催:掣圏真陰流 興義館、有限会社リアルジャパン

■お問合せ・お申込 :掣圏真陰流 興義館 03(3812)1202
              [担当:平井/14時00分〜18時00分]

■下記プレイガイドでもチケットを販売しております
 ★e+(イープラス):http://www.e-link.me/real/rw/1309572240.htm(パソコン&携帯)
 ★ファミリーマート各店

★FAXにてお申し込みをされる方は、以下のリンクよりPDFファイルを開き印刷の上、
 必要事項をご記入いただき、送信してください。

 初代タイガーマスク 佐山サトル 講義会セミナー
 『PRINCIPLE(プリンシプル)〜日本武道の薦め〜』ご参加申込書

※PDF形式のファイルを表示・印刷するにはAdobe社のAdobe Readerというプラグインソフトが必要です。
お持ちでない方は、下のリンクからAdobe社のホームページにジャンプし、そこから無料で入手することが
できます。お使いのパソコンにあったバージョンを選んでインストールしてください。

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 ■ 【2011.7.1泉田純至選手リアルジャパン本部訪問!】

泉田純至が対戦要求を伝えるべく、アポなしで興義館を訪問!
しかし、初代タイガーマスクは不在で直接アピールならず……
諦めきれず「ストーカーになって、迷惑を掛けるかも」と予告

1日、フリーの泉田純至が掣圏真陰流・興義館をアポなしで訪問し、再びリアルジャパンプロレス参戦と初代タイガーマスクとの対戦をアピールした。

 2日前に独断で記者会見を行い、マスコミの前で「学生時代からの憧れ」だという初代タイガーマスクとの対戦をブチ上げた泉田。何よりも礼儀を重んじる初代タイガーマスクに対し、マスコミを使って対戦を迫るのは失礼だということは本人も自覚していたが、「僕ごときが普通に対戦を希望しても実現しない。それならマスコミを通じて言うしかない」という気持ちに突き動かされての行動だった。もうその思いは誰にも止められない。リアルジャパンプロレス7・21後楽園ホール大会での対戦を実現させるべく、善は急げと今度はさらに直接的な行動に打って出た。

アポなしで興義館に突入したが…

この日、またしても独自に記者たちを呼び寄せた泉田。集合場所はなんと掣圏真陰流・興義館の前だ。珍しくスーツ姿で、手には菓子折と手紙まで携えている。記者たちが集まるやいなや、そのままつかつかとビルに入り、いきなり興義館をアポなしで訪問した。

 泉田としては「いつもこの時間帯に初代タイガーマスクは練習をしているらしい」という未確認情報を信じての突入だったが、興義館には初代タイガーマスクどころか、平井丈雅リアルジャパンプロレス代表も不在。たまたま練習をしていた桜木裕司と間下隼人が応対したものの、いきなり記者たちと共に姿を現した泉田に驚きを隠せない様子だった。

 目指す人物がいないことにガックリと肩を落とした泉田だったが、ならばと興義館で師範を務める桜木に猛アピールを開始。怪訝そうな表情を浮かべる桜木だったが、泉田は半ば強引に菓子折を渡すと、「佐山さん……いや、佐山先生に渡してください」と手紙を手に頭を下げる。さすがに桜木もそれを受け取り、本人に渡すことを約束するしかなかった。

前向きな泉田はストーカー化まで予告

「マスコミを通じてアピールするしか手がなかったんですけど、本来は普段着ないスーツを着て、直接挨拶に行くのが当然だなと思ったんで、今日は着たんですが……。ガックリです」

 スーツを着るのが“当然”と言うのであれば、アポイントを取るのも“当然”と考えるのが常識なのだが、泉田の心中はとにかく「初代タイガーマスクと対戦したい」という気持ちでいっぱいで、そこまで頭が回らなかったようだ。

「とにかく、つまらないものですが、甘いタルトと手紙を桜木師範に渡せたんで。あとはどう伝わるかですね。良い返事を待つしかありません。なんか大学受験をして、受かるかどうかを待っているような心境です」

 もちろん泉田の脳内に“不合格”の文字はない。「落ちたって繰り上げ合格もあるじゃないですか?」と、どこまでも前向きだ。

「脅すわけでもないですし、僕がこんなことを言っても全然動じないと思うんですけど、佐山先生に一言だけ。“あまり断っていると、僕がストーカーみたいになって、ご迷惑がかかるんじゃないかな”と。これで対戦を受けてください。もうそれだけです。思いは募ってますんで」

 既にやっていることはストーカー同然なのだが、本人に自覚症状はない様子。「相手の選手が欠場したんで、その代わりにどうだと言うんであれば、それでも構いません」と試合形式や対戦カードは問わず、「とにもかく対戦したい」だけだという。“初代タイガーマスクと対戦できるなら、神様にでもなんでもすがりたい”という気持ちの表れなのだろう。興義館に設置されている神棚に向け、熱心に祈りを捧げていた。

 最後に「佐山先生の男気に期待してます」と言い残し、興義館を後にした泉田。いくら独自に記者会見を開いても、初代タイガーマスクが膝とふくらはぎの治療に専念している今、泉田の思いが伝わる可能性は低かったが、さすがに今回の行動は本人の耳に入るだろう。泉田の言動は一見すると異様に思えるが、真っ直ぐな思いがその裏側にあるのも確か。果たして初代タイガーマスクは泉田の願いを受け入れるのか?


【大会概要】
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)

■日時 2011年7月21日(木)開場17:30 開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール

 

■決定対戦カード

▼『レジェンド選手権試合』60分1本勝負

長井満也(第4代王者/ドラディション) vs スーパー・タイガー(挑戦者/RJPW)

▼『折原昌夫復帰戦』タッグマッチ30分1本勝負

タイガー・シャーク(RJPW)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
折原昌夫(メビウス)、ヒロ斉藤(初参戦/ドラディション)


■出場予定選手
初代タイガーマスク(RJPW)
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)
若翔洋(初参戦/フリー)
スーパー・ライダー(RJPW)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
石川雄規(バトラーツ)
グラン浜田(フリー)
アレクサンダー大塚(AODC)
山本裕次郎(チーム太田章)
間下隼人(RJPW)
斎藤彰文(RJPW)

 
■チケット料金 VIP席12,000円(特典付)、RS席8,000円、A席6,000円、B席5,000円
※ご来場者全員に初代タイガーマスク特製ポートレートをプレゼント
 
■チケット発売所 e+(イープラス)、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、後楽園ホール、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT−1、バトルロイヤル、チャンピオン、

掣圏真陰流【初代タイガーマスク】武士道オフィシャルサイト、
初代タイガーマスク オフィシャルブログ、
武道 掣圏オフィシャルサイト、
掣圏真陰流オフィシャルサイト
 
■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付
  

 ■ 【2011.6.23リアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』記者会見】

リアルジャパンプロレス7・21後楽園ホール大会で注目の2カードが決定!
「アイツは“野生の虎”ではなく、鈴木みのるに飼い慣らされた“動物園にいる虎”」
レジェンド王者・長井が挑戦者スーパー・タイガーを痛烈批判!
タイガー・シャークは復帰決定の折原に「徹底的にやらせてもらう」と抹殺予告!

 23日、掣圏真陰流・興義館で初代タイガーマスクが記者会見を行い、7月21日(木)に後楽園ホールで開催されるリアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)の一部対戦カードを発表した。

 今回発表されたのは、長井満也vsスーパー・タイガーのレジェンド選手権試合とタイガー・シャーク&佐藤光留vs折原昌夫&ヒロ斉藤の2試合。リアルジャパン所属の選手たちの希望に沿った対戦カードとなった。

万全を期していざベルト奪還へ

 前回の会見で第4代レジェンド選手権王者・長井への挑戦をアピールしたスーパー・タイガーにとっては待望のタイトル戦となる。両者は会見に出席し、現在の心境を語った。

「やっと正式に長井選手とタイトルマッチで戦うことが決まりました。当日は全てのものを発散した上で、結果が出せるように頑張りたいと思います」

 そう感慨深げに語ったのは挑戦者であるスーパー・タイガーだ。2009年3月に当時、同選手権王者だったアレクサンダー大塚に挑戦するも敗退。そこから苦難の道が始まった。同年5月に自分を変えるため、独断で外敵である鈴木みのるとタッグを結成。なかなか結果が伴わず、鈴木から何度も罵声を浴びせられながらも必死に食らいついてきた。

 同時に他団体にも積極的に参戦。その成果もあってか、リング上での動きも目に見えて変化し、自ら勝利を手にすることも増えた。昨年6月にはタッグマッチとはいえ、長井からピンフォール勝ちをしており、満を持してのタイトル挑戦となる。

鈴木みのるの存在を巡って舌戦を展開

 しかし、長井の目にはそのスーパーの歩んできた道こそが間違いに映るようだ。

「俺から見たら、最近のスーパー・タイガーは“野生の虎”じゃなく、鈴木みのるに飼い慣らされた“動物園にいる虎”にしか見えないよ。きっとそつなく試合ができるようになって、巧くなっているんだろうけど、リアルジャパンに俺が出始めた頃のヘタクソだけど、勝ってやろうという気持ちを剥き出しにしているスーパー・タイガーの方が俺は魅力があったぜ!」

 スーパー・タイガーの姿勢をバッサリと切り捨てた長井は、さらに挑発を続けた。

「鈴木みのるから“長井に勝て”と言われたのか、自分で“勝とう”と思って来ているのかは知らないけど、俺とやることで“飼われている虎”じゃなくて、“野生の虎”の本能を目覚めさせてやろうかなと思いますよ」

 そこまで言われたスーパー・タイガーだが、冷静なコメントを返す。

「長井選手やお客さんにそう思われたとしても、僕は何とも思わないです。今回、鈴木みのる選手の手から離れたことによって、自分の中に隠れていた怖い虎の部分を思い切りぶつけられるんじゃないかなと。ある意味、リミッターが外れたという状態を今回の試合でぶつけたいと思います!」

 あくまでも試合で自分の気持ちをぶつけようと考えているのか、感情を出さないスーパー・タイガーだったが、長井はさらにその言動の間違いを指摘していく。

「リミッターなんか最初からないんだよ。できないのに、“いや、リミッターが……”って逃げ言葉にして。俺からしたら笑っちゃうよ。だいたいファンはスーパー・タイガーこそ鈴木みのるに食いついてもらいたかったんじゃないの? “何でお前はリアルジャパンででかい顔をしてるんだ”って」

 鈴木とタッグを結成した理由は、自分を成長させることでリアルジャパンをより良くしたいと言うスーパー・タイガーの思いがあったからなのは明白だが、「それは果たしてファンが望んだ姿だったのか?」という長井の指摘には説得力がある。

 今回は、スーパー・タイガーにとって独り立ちをアピールするに最適な舞台となる。長井は「手が離れたっていうなら、どれだけ離れたか、楽しみにしてますよ」と不敵な笑みを浮かべていた。リアルジャパンのファンを納得させるためにも、スーパーにはベルト奪取という明確な“形”を見せてもらいたいところだが、果たして……。

折原昌夫の挑発に対し、シャーク&佐藤光留は余裕を崩さず

 スーパーと同じく前回の会見において、復帰が噂されていた折原との対戦を熱望したタイガー・シャーク。『後縦靭帯骨化症』という何秒を乗り越えた折原の復帰が正式に決まったことを受けて、両者のタッグマッチによる対戦が発表された。

 交通事情のため、会見に遅刻してしまったシャークだったが、ふてぶてしい態度は崩さない。

「折原は首の骨を抜いたんでしょ? そんな選手がプロレスにすぐ復帰できると思うなよ、という気持ちがあるんでね。ちょっと懲らしめてやろうかと思って。アイツが誰と組んでも、狙いは1人なんで。徹底的にやらせてもらう!」

 折原は昨年11月から長期欠場に入っていたが、両者の間にはその前から抗争が勃発していた。命に関わるほどの負傷明けとはいえ、シャークの中に躊躇はない。

 そんなシャークの激情を察知してか、折原は先日の会見で「試合中、僕の後頭部を狙ってくるでしょうから、できれば彼以外の選手と身体慣らしをしてみたい」と畏怖の感情を垣間見せていた。その話を伝え聞いたシャークはさらに気持ちを爆発させる。

「そんなこと言われたって、誰と当たっても怖いだろうしね。そう言ってこっちを油断させようとしているのか、牽制しているのか分からないけど、本当に怖いならリングに上がるなということですから」

 折原は「俺が勝ったら、ショッキングピンクのマスクに変えろ」と要求を出していたが、「首の骨がないような選手に、絶対に負けるわけがないから。舐めるなよと言いたいですね。負けたら何でもしてやりますよ」と一蹴。精神面では明らかにシャークが圧倒している状況だ。

 シャークの指名でタッグを組むことになった佐藤光留も、折原の言動には失望しているようだ。

「折原選手の復帰に向けたコメントを見まして、非常に残念に思っています。折原選手はぎらついた出刃包丁のような人だと思っていたんですが、なかなか物が切れないステンレス包丁みたいなコメントでした。今回は自分が上にいくための試合。シャーク選手は会見に遅刻しましたが、当日も遅刻してもらって、1対2でやってもいい。パワーバランス的には1対1だと思いますから」

 シャークと佐藤の言葉から感じられるのは“余裕”以外のなにものでもない。反対に負傷明けで“余裕のない”折原はどう対抗しようというのだろうか。折原自らがパートナーに指名したというヒロ斉藤の存在が鍵になりそうだ。

初代タイガーマスクは復活に向け決意を新たに!

 選手たちの気迫のこもった言葉を聞き、「みんなプロレスのことをしっかり考えているなと感心しました。満足できる試合になりそうです。期待したいと思います」と嬉しそうに語った初代タイガーマスクはこう言葉を続けた。

「プロレス界はギリギリのところに来ていると思うので、しっかりとした意見を言ってくれる本物のプロレスラーたちの責任も重大です。このまま後ろに倒れてしまうのか、それとも前に進んでいくのか。今は岐路に立たされていると思うので、ここで本当に踏ん張ってもらわないと。我々はプロレスを復興させるために絶対に諦めません。その思いをこの2つの試合に懸けていきたい。その分だけの責任を背負っていると思うので、皆さんもその責任を観に来てください。自分も身体が治れば相当なトレーニングをするつもりです」

 若い世代の言葉を聞いて、初代タイガーマスクも気持ちを新たにした様子。会見後に病院へ直行し、ふくらはぎと膝を回復させるための“最先端の再生医療”(幹細胞)治療に入る。どういう状態まで戻るかはまだ未知数だが、対戦カードの部分を含めて、初代タイガーマスクの動向にも注目したい。


【大会概要】
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)

■日時 2011年7月21日(木)開場17:30 開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール

 

■決定対戦カード

▼『レジェンド選手権試合』60分1本勝負

長井満也(第4代王者/ドラディション) vs スーパー・タイガー(挑戦者/RJPW)

▼『折原昌夫復帰戦』タッグマッチ30分1本勝負

タイガー・シャーク(RJPW)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
折原昌夫(メビウス)、ヒロ斉藤(初参戦/ドラディション)


■出場予定選手
初代タイガーマスク(RJPW)
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)
若翔洋(初参戦/フリー)
スーパー・ライダー(RJPW)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
石川雄規(バトラーツ)
グラン浜田(フリー)
アレクサンダー大塚(AODC)
山本裕次郎(チーム太田章)
間下隼人(RJPW)
斎藤彰文(RJPW)

 
■チケット料金 VIP席12,000円(特典付)、RS席8,000円、A席6,000円、B席5,000円
※ご来場者全員に初代タイガーマスク特製ポートレートをプレゼント
 
■チケット発売所 e+(イープラス)、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、後楽園ホール、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT−1、バトルロイヤル、チャンピオン、

掣圏真陰流【初代タイガーマスク】武士道オフィシャルサイト、
初代タイガーマスク オフィシャルブログ、
武道 掣圏オフィシャルサイト、
掣圏真陰流オフィシャルサイト
 
■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付

  

 ■ 【2011.6.22折原昌夫選手(メビウス)復帰記者会見】

折原昌夫がリアルジャパンプロレス7・21後楽園ホール大会で復帰!
「まだちょっと自信がない」とタイガー・シャークとの対戦を否定するも
「必ず潰しますよ」「マスクの色をショッキングピンクに変えさせる」と挑発!

22日、東京・新宿の喫茶タントラで折原昌夫が記者会見を行い、リアルジャパンプロレスが7月21日(木)に開催する後楽園ホール大会『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)において8ヵ月ぶりに復帰することを発表した。

折原を襲ったまさかの緊急事態

ユニット“リアル・ダーク”を結成し、独断でタッグベルトを制作するなど、様々な方法でリアルジャパのリングを盛り上げてきた折原に異変が起きたのは、昨年11月のことだった。

 11・7相模原市体育館大会のメインイベント(初代タイガーマスク&長州力&アレクサンダー大塚vs藤波辰爾&天龍源一郎&折原)に出場した際、頭部を強打。大きなダメージを負った。それでも無理を押して、DDT11・28後楽園ホール大会に出場。師匠である天龍源一郎&HARASIMAとのトリオで、高木三四郎&矢郷良明&入江茂弘と対戦したが、試合中に突如として左足に痺れが発生。なんとかタッチをして試合自体は乗り切ったが、終了後に新宿の国際医療研究センターに直行した。そこで、『中心性脊髄損傷』と診断され、緊急入院。1週間の絶対安静が言い渡された。

 その後も首の状態が思わしくなく、いくつかの病院で検査を受けた結果、更なる病気が見つかる。それが『後縦靭帯骨化症』だった。骨の間にある靱帯が骨と一体化し、神経を圧迫する病気で、未だに詳しい原因が判明していない難病。プロレス界では新日本プロレスの天山広吉が長年苦しめられており、またフリーの志賀賢太郎も症状の似た『黄色靱帯骨化症』で2年7ヵ月もの長期欠場を経験している。

病院をたらい回しにされるも手術は成功
 
折原自身、以前から首の状態が思わしくなかったが、今回初めて病名が明らかになったという。日常の生活にも支障をきたす難病で、手術の結果によっては車椅子生活になる可能性もあるため、「プロレス復帰が大前提」の折原にメスを入れてくれる病院がなかなか見つからなかったが、最終的には慶応病院が受け入れ、スペシャリストを集めたチームで手術を担当してくれることなった。

 3月25日に入院し、3日後の28日に手術を実施。通常では神経を圧迫する骨を削る処置が取られるが、プロレス復帰にこだわる折原のため、骨自体を取り除く手術が行われた。しかも、骨化の症状を示している首の前側にある骨ではなく、後ろ側の骨を取り除いて神経の間に余裕を作る処置が取られ、無事手術は成功。非常に難易度の高い手術が成功し関係者も安堵。本当は絶対安静状態でのより長い入院生活が必要であったが、4月4日に退院し、自宅で絶対安静の療養を続けてきたという。

「入院していた期間だけを見ると、本当は軽い病気だったんじゃないかと思われる人も多いと思いますけど、もし、ドクターの言うことを素直に聞いていたら、今でも病院のベットに寝ている状態ですよね。1週間で退院しましたけど、その時点でドクターは“もう好きにしろ”と(苦笑)」

 病気でこのまま動けなくなることよりも、1日単位で変化するプロレス界に置いていかれることに恐怖を感じたという折原は、周囲の反対を押し切り、早い段階から復帰に向けてトレーニングを開始した。

「もちろん、ドクターとは話をしていて、“私の注意を守らなかったら、命はないと思ってください。怪我をした折原君とまた会うことはなるべく避けたい”と言ってました。注意を守って、身体を強化してほしいと。“危なくないように試合をするのは不可能ですけど、十分な対策を取った上でリングに立って欲しい”と話し合いました」

 もちろん、長年プロレスを続けてきた折原はリングの怖さを十分熟知している。首を集中的に攻められれば、今度は命の危険に晒されることは明らか。それだけに、パワーボムやパイルドライバー、延髄斬りなど首に大きな衝撃を与える技に対しての対策を立て、さらに技を受けてしまった時のショックの逃がし方などを考慮しながら、若手選手相手にスパーリングを行っているという。

また、首を補強するためそれ以外の部分の強化にも着手。現在は1日5時間のハードトレーニングで自分を追い込んでいるが、身体の痺れが再び出ることはなく、「手術前よりもコンディションはいいです」とのこと。「今後も腕を骨折したり、歯が欠けたりすることは多々あると思うんですけど、首や腰といった自分の弱い部分を怪我して、リアルジャパンに迷惑をかけることはないと思っています。自信を持って、佐山サトル先生やリアルジャパンの平井丈雅代表に“復帰したい”と申し出ました」と力強く宣言した。

復帰の原動力は“初代タイガーマスク”の存在

奇しくも折原の欠場中に東日本大震災が発生している。それも折原が復帰する大きな理由になった。

「自分が一番苦しい時期、周りからダメだと言われている時期に、あの厳しいリアルジャパンのリングに立つことができたならば、被災地で苦しんでいる方にも“こんなヤツでもでできるんだ”と思ってもらえるんじゃないかって。自分勝手に、自分本位にリングに立ちたいという気持ちではないです。日本に元気を取り戻してほしい。ほんの一部のプロレスが好きな人にでもいいから、気持ちを届けたいです」

 復帰に向けて大きな力になったのは、やはり初代タイガーマスクこと佐山サトルの存在が大きい。

「数年前に精神的に人間として落ち込んだ時期があったんですけど、その時、佐山サトル先生が僕を救ってくれたんです。先生の催眠や考えの中で、プロレスラーとして四角いリングに立てる身体に戻っていきました。僕の憧れの人であり、今でも僕のバイブルである人物ですけど、今回もその人の作ったリングで復帰したい。そういう気持ちで先生に出場を頼みました」

 折原の状態を心配していた初代タイガーマスクだったが、折原の気持ちやコンディションの回復を見て、出場を了承。今回の復帰が正式に決まった。

「佐山先生も自分の怪我を治すために、自分の細胞を取ってそれを若返らせて、また自分の身体に入れるという素晴らしい医療を体験しようとしています。子供の頃から憧れて、僕の人生を変えた人が、今でもそうやって若い選手に負けないように挑戦している姿を見ると……。そういう厳しい考えの持ち主がいるリングで復帰したいなと強く思いましたね」

タイガー・シャークとの対戦を否定するも……

 この意中の相手は、折原昌夫に他ならないのではないだろうか・・・。かつて、“リアル・ダーク”としてチー復帰戦の対戦カードは未定だが、折原復帰の噂を聞いて、すでに、タイガー・シャークが名乗りを上げている。当然、折原の耳にもその情報は入っていた。

「まずリアルジャパンに上がるんであれば、あの“青い虎”を倒してやりたいと思っています。すぐに当たりたいですが、同時に今年いっぱいはやりたくない自分もいます。彼の中では折原昌夫を倒すことが一番の目的。そういう100%以上の気持ちを剥き出しにしてくる選手とぶつかることがちょっと怖いというか」

 以前はリアル・ダークとして行動を共にしていた2人だが、袂を分かち、折原欠場前は抗争が勃発していた。シャークの気持ちが高まっている分、折原は冷静な反応を示したが、同時に挑発的な発言も忘れない。

「僕が彼を創り上げた部分もありますし、それが自我を持つようになって恐怖を感じています。だからこそ、タイガー・シャークは必ず潰しますよ。ただ、今の僕ではちょっとだけ自信がないので、少しリングの上で体調を慣らしてからと思っているんですけど。もし彼と戦うんであれば、僕もリスクを背負ってやるわけですから、僕が勝った時には彼のマスクを好みの色に変えて欲しいんですよ。ショッキングピンクがいいかな? それだったら僕も楽しみが増えるんで、やってもいいかなと」

 最後に折原は「リング復帰の場を作ってくれた佐山先生に深く感謝します。そして、きっと温かく迎え入れてくれるであろうファンの皆様に、これからも120%のパフォーマンスを行うことをここでお約束したいと思います」とメッセージを送り、会見を締めた。対戦カードについては「会社の決定に従う」とコメント。対戦カードは近日中にも発表される予定だが、今回の発言を受けて、タイガー・シャークがどんな反応を示すのかも気になるところだ。

 大病を乗り越えたからこそ、今まで以上に暴れ回りたいと話していた折原。早くも今日の会見でリアルジャパンに波紋を起こしたが、今後の動向からも目が離せそうにない。


【大会概要】

初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペース・フライング・タイガー・ドロップ)


■日時 2011年7月21日(木)開場17:30 開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール

 
■出場予定選手
初代タイガーマスク(RJPW)
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)
折原昌夫(メビウス)※今大会が復帰戦となる。
若翔洋(初参戦/フリー)
ヒロ斉藤(初参戦/フリー)
長井満也(第4代レジェンドチャンピオンシップ王者/ドラディション)
スーパー・タイガー(RJPW)
タイガー・シャーク(RJPW)
スーパー・ライダー(RJPW)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
石川雄規(バトラーツ)
グラン浜田(フリー)
アレクサンダー大塚(AODC)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
山本裕次郎(チーム太田章)
間下隼人(RJPW)
斎藤彰文(RJPW)

 
■チケット料金 VIP席12,000円(特典付)、RS席8,000円、A席6,000円、B席5,000円
※ご来場者全員に初代タイガーマスク特製ポートレートをプレゼント
 
■チケット発売所 e+(イープラス)、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、後楽園ホール、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT−1、バトルロイヤル、チャンピオン、

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■問い合わせ KIAI PROJECT リアルジャパン事務局03−3833−3662

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※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付

  

 ■ 【2011.6.16リアルジャパンプロレス『SPACE FLYING TIGER DROP』記者会見】

リアルジャパンプロレスが、5ヶ月ぶりの聖地凱旋!
7・21(木)『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペースフライングタイガードロップ)
後楽園ホール大会に、若翔洋が初参戦!

初代タイガーマスク佐山サトルが、[膝&ふくらはぎの]手術を決断!
最先端の再生医療『幹細胞』の力で、最盛期の肉体への蘇りを計画!

佐山サトル “武道とは何か?”を説く!特別講義会『PRINCIPLE〜日本武道の薦め〜』
7.10(日)掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』にて開講!

17日、掣圏真陰流・興義館でリアルジャパンプロレスの初代タイガーマスク、スーパー・タイガー、タイガー・シャークが記者会見を行い、7・21(木)『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペースフライングタイガードロップ)後楽園ホール大会を開催すると発表した。2月に行われた代々木第二体育館でのチャリティー大会以来、久々の興行。それだけに、所属選手たちの意識は高い。

そして、団体の中心である初代タイガーマスクは今大会を前に、ここ数年苦しめられてきた足の怪我を治すため、手術を受けることを決意した。「ふくらはぎの肉離れが自分にとっては最大の欠陥でした。ここ数年はずっときつくて、爆弾を抱えながらやっていた状態です。さらに、昨年の10月には膝の十字靱帯も痛めてしまいました。この怪我を治すために決定的なことをしようと決断し、手術を受けることにしました」

 意外にもプロレス・格闘技生活の中で初めての手術になる。今回の治療に用いるのは、人間が本来持っている自己修復機能を活かした“最先端の再生医療” 幹細胞だ。DNAを培養して間葉系幹細胞(MSC)を作り、それを幹部に戻すことで回復を促すという。幹細胞とは「他の細胞の元になり、分裂していく能力がある細胞」のことを指し、心臓病やエイズ、糖尿病などの治療に活用しようと研究が進んでいる。自分の怪我を治すために、最先端の医療を選ぶのが何とも初代タイガーマスクらしい。手術はお台場の「医療法人みき会・サンフィールドクリニック」で行う。
 
「7月21日の大会になんとか間に合わせたい。初代タイガーマスクは再生します。(来年5月5日に)巌流島決戦もありますし、手術がうまくいけば、ベストなものが見せられるのではないかと思っています」

 ここ数年の初代タイガーマスクは肉離れに苦しみ、練習さえ満足できない日々が続いた。それでも気丈に戦ってきたが、この負傷さえ癒えれば「誤魔化し誤魔化しやるしかなかった」という練習もハードにこなせるようになり、下半身以外の状態も格段と良くなるはず。

「良くなれば、(7.21大会は)シングル戦と思っているんですが、足がどの程度治るのかも分からないですから。これさえ治せば、相当の自信を持っていけるんですけれど」術後の経過を見てみなければ分からないが、『初代タイガーマスクの完全復活』が、今大会のメインテーマになることは間違いなさそうだ。

 師匠の意気込みを間近で感じた弟子たちの発言にも自然と力が入る。まずはスーパー・タイガーが、タイトル挑戦をアピールした。「約半年ぶりの興行となりますが、この間に様々なリングに上がって経験を積み、「自信」が「確信」へと変わりました。長井満也選手の持つレジェンド・チャンピオンシップに挑戦したいと思っています」

 本来であれば団体の中心でなければならない王座だが、リアルジャパンに各団体の代表選手が集結する中、現在はその価値が高まっているとは言えない現状だ。スーパー・タイガーなりに、このベルトをより輝かせたいと考えての発言だろう。さらに、タイガー・シャークも次戦に向けてアピールを続ける。
「俺もレジェンド・チャンピオンシップに挑戦したい気持ちもありますが、それよりも前に、大手術をしてまだ出られないはずの選手が復活する噂があるから、もし可能であれば、その選手と一騎討ちをやりたい!」

 この意中の相手は、折原昌夫に他ならないのではないだろうか・・・。かつて、“リアル・ダーク”としてチームを組んでいた2人だったが、袂を分かち、抗争に発展。しかし、折原が、選手生命どころか日常生活も危くなる程の「首の負傷・病気」により、手術〜長期欠場に入ったため、両者の戦いは中断していた。最近、一部報道で折原は復帰を宣言しており、それを受けての発言なのだろう。果たして折原がこのコメントにどう反応するのか?

 尚、先日、開催された『武道 掣圏』第1回大会(5.24後楽園ホール)に出場した、大相撲元関脇・若翔洋が今大会に参戦することも合わせて発表された。リアルジャパンプロレス初参戦で、本日の会見に出席した若翔洋は「この前の負けを思いっ切りぶつけたいと思います」と宣言。こちらの対戦相手にも注目したいところ。

 その他、初参戦となるヒロ斉藤をはじめ、藤波辰爾、長州力、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ、石川雄規、アレクサンダー大塚、佐藤光留、山本裕次郎、間下隼人、斉藤彰文、など豪華レギュラーが参戦する。

 また、4.27のオープン以降、大きな反響を呼んでいる掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』で初めてとなる講義会セミナー『PRINCIPLE〜日本武道の薦め〜』を7月10日(日)に行うことも、初代タイガーマスクから発表された。

「武道についてもう一度考えて、本当に分かっていただければ面白いと思います。武道とは何か? 不動心とは何か? なぜ歴史を学ぶのか? なぜ陽明学を学ぶのか? 禅はなぜ生まれたのか? そういうことについて、話させていただきます」更に、今後に向けて「自分に賛同してくれる方を集めて大顧問団を作り、世界レベルの武道にしたい。大相撲が理想形と思っています。相撲協会に負けないものにしたい」と注目発言も。新生武道『武道 掣圏』、掣圏真陰流からも目が離せない。

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付


■公演名 : 初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 
『SPACE FLYING TIGER DROP』(スペースフライングタイガードロップ)
■日時:2011年07月21日(木)開場/17時30分 試合開始/18時30分 
■会場:後楽園ホール

■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円 /B席:5.000円
■主催 :有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部 興義館
 
【ご来場者全員プレゼント:初代タイガーマスク特製ポートレート】
 
■お問合せ :KIAI PROJECT リアルジャパン事務局 03(3833)3662
■チケット発売日 : 6月18日(土)10時00分〜
■チケット販売所:
 
【プレイガイド】
★e+(イープラス):http://eplus.jp/tiger/(パソコン&携帯)
※イープラス購入特典:特製カラーチケット仕様(配送の場合のみ)
★ファミリーマート各店
★チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:819−118)、チケットぴあのお店及び、サークルK・サンクス各店、http://pia.jp/t   
★ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:31653)、ローソン各店、http://l-tike.com/
★CNプレイガイド : 0570-08-9999、セブンイレブン、http://www.cnplayguide.com/ 
 
【店舗】
後楽園ホール:03-5800-9999、闘魂ショップ水道橋店:03-3511-9901、書泉ブックマート:03-3294-0011、チケット&トラベル T-1:03-5275-2778、バトルロイヤル:03-3556-3223、
チャンピオン:03-3221-6237
 
【出場予定選手】
 
初代タイガーマスク(RJPW)
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)


若翔洋(初参戦/フリー)
ヒロ斎藤(初参戦/ドラディション)
長井満也(第4代レジェンド王者/ドラディション)
スーパー・タイガー(RJPW)
タイガー・シャーク(RJPW)
スーパー・ライダー(RJPW)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
石川雄規(バトラーツ)
アレクサンダー大塚(AODC)
佐藤光留(パンクラスMISSION)
山本裕次郎(チーム太田章)
間下隼人(RJPW)、斎藤彰文(RJPW)他。
 
※出場選手は怪我などの理由により、変更となる場合が有ります。

大会チケットは「リアルジャパンプロレス・オフィシャルショップ」にて絶賛発売中!
※特製カラーチケット仕様 
※オフィシャルショップ限定特典 オリジナルロゴマークステッカー<非売品>付

 
佐山サトル講義会開催概要
■公演名:初代タイガーマスク 佐山サトル 講義会セミナー
     『PRINCIPLE(プリンシプル)〜日本武道の薦め〜』
■日 時:2011年07月10日(日)開場/15時00分 開始/15時15分 
■会 場:新生武士道 掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』

■参加費: 5.000円(参加特典:佐山サトル特製ポートレート他)
■主 催:掣圏真陰流 興義館、有限会社リアルジャパン
■内 容:
真の精神武道の確立を目指す初代タイガーマスク 佐山サトルが独自の視点から、
この国のあり方や将来像をお伝えしております特別講義会プリンシプル。今回のテーマは《日本武道の薦め》です。日本再生の原動力として最も必要とされることは何か、そのために、私たち一人一人は何を考えて行動すべきか。世界各国の情勢も踏まえ、私たち、そして日本が取るべき行動について、今後3年から5年の指針を佐山サトル総監がお話させていただきます。また、5月24日(火)に開催されました、新生武道『武道 掣圏』の試合映像を佐山サトル総監の解説を交えて放映させていただきます。

■お問合せ :リアルジャパン事務局[担当:平井] 03(3833)3662
■チケット発売日: 6月18日(土)
■チケット販売所:
★掣圏真陰流 興義館 03(3812)1202[担当:平井/14時00分〜18時00分]
★e+(イープラス) :http://eplus.jp/tiger/(パソコン&携帯)ファミリーマート各店

【オフィシャルサイト】
 
掣圏真陰流【佐山サトル】武士道オフィシャルサイト http://www.bushido.jp/
 
新生武士道 掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』 http://www.bushido-seiken.com/
 
初代タイガーマスク オフィシャルブログ  http://tigermask.eplus2.jp/
 
新生武道『武道 掣圏』オフィシャルサイト http://www.budoseiken.jp/
 
掣圏真陰流オフィシャルサイト  http://www.seikenshinkageryu.com

  

 ■ 【新生武道『武道 掣圏』公開練習実施】

佐山サトル一番弟子・桜木裕司と対戦する若翔洋と
佐藤光留と8年ぶりの再戦決定の長谷川秀彦が公開練習実施!
 
初代タイガーマスク 佐山サトル創建『武道 掣圏』第一回武術大会 
 
5月24日(火)後楽園ホール大会


『武道 掣圏』第一回武術大会を4日後に控えた20日、掣圏真陰流本部・興義館で同大会に出場する若翔洋と長谷川秀彦が公開練習を行った。

 最終試合で掣圏真陰流の師範代である桜木裕司と対戦する若翔洋は、元大相撲関脇だけあって相撲の動きを中心にダイナミックな力技を披露した。現役時代に得意としていた四つ相撲(ガッチリと組み合った体勢)から、投げ技へと展開。基本の上手投げだけでなく、相手の足を取って担ぎ上げたり、後ろに回り込んで押し出したりと、様々なパターンを見せた。調整も順調に進んでいて、現在の体重は150sを超えているという。桜木との体重差は約60s。若翔洋が圧倒的に有利だ。

「八角形の土俵だと思って、自分の相撲が取り切れるようにやっていきたい。体重差も活かしていきたいですね。相手も舞の海みたいにちっちゃくはないので、そんなに恐怖心はないです。『武道 掣圏』に“外に出したら勝ち”というルールがあるのは、こっちとしては有利かなと思いますね」

 桜木も十分対策は積んでおり、すでに「押し出しに気を付けたい」とコメントしているが、もちろん若翔洋も桜木サイドの動きを警戒しており、別のパターンも想定している。
「相手は打撃が強いと思うので、それをどうかいくぐっていけるか。当たれば効くと思うので、最低限ズラしていきたい。まあ、2、3発は我慢すればいいかなと。向こうが押し出しを警戒してくるのであれば、それ意外のことも頭に入れておきます。相撲にもいろいろな技があるんでね」

 1つの作戦として若翔洋が明かしたのは、危険な投げ技だ。
「組んでからなら捻ったり、関節技に近い形もある。関節を痛めてしまうような投げ技が多々あるんでね。過去に相手が1回腕を折っちゃったんですよ。靱帯を伸ばしたこともあって」

 若翔洋は「狙っていこうと思ってもそうそうできるものじゃないんで」と話していたが、「全ては流れやタイミングから、全部押し出しでいくかもしれない」と最後にニヤリ。  ルール面でも体格面でも有利な若翔洋を相手に、打撃で距離を取ってじっくり戦いたい桜木だが、かなり難しい戦いを強いられそうだ。

 また、第7試合で佐藤光留と対戦する長谷川秀彦も練習を公開した。長谷川と言えばねちっこいグラウンド戦を得意とするが、この日の公開練習は打撃オンリー。鋭いミドルキックやショートレンジのパンチで相手を追い込むと、終盤にはローリングソバットも見せ、順調な仕上がり具合を感じさせた。

「体調は万全です。僕にとっては初めてのルールですが、向こうは1度経験しているので(佐藤は第零回大会の最終試合で勝利している)、頑張って勝ちに行きたいと思ってます」
 普段から興義館で桜木らと練習を積んでいる長谷川だが、その立場からしても『武道 掣圏』は未知のルール。しかし、「僕の弱いところを補えるルール。普段やっている総合格闘技とはまったく別物だと思ってますが、この試合を経験することが、総合格闘技の方でも活きてくると思ってます」と前向きな姿勢を示した。

 佐藤とは2003年6月22日に行われたパンクラス後楽園ホール大会で対戦しており、その時は長谷川が判定2−1で勝利している。「まさか再びこういう形で戦うことになるとは」と語る長谷川だったが、調整も順調で死角はない。

「以前対戦した時は元気のいい若者だと思いましたけど、今は元気のいいオッサン(笑)。普段の試合はあまり考えずにやっているので、今回も考えずに行くと思います。でも、パンクラスで桜木さんが対戦した時、“佐藤光留はローリングソバットに弱い”ことが分かったので、試合の流れ次第ですけど、そういうところも多少考えて戦いたい」

 2006年1月26日に開催されたパンクラス後楽園ホール大会で桜木vs佐藤が行われ、桜木は強烈なローリングソバットからの踏みつけで、佐藤から秒殺勝利を奪っている。この時、桜木のセコンドについていた長谷川にも強烈な印象が残っていたようで、今回の公開練習で早くもローリンソバットを試し斬り。試合でも使える感触を掴んだようだ。
 かつて1度敗れた相手からのこの挑発とも取れる発言は、佐藤としても期するものがあるはず。最終試合以上に両者の対決も注目だ。

 
初代タイガーマスク 佐山サトル創建『武道 掣圏』第一回武術大会
 

■日時 2011年5月24日(火)開場17:30開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール
■主催 掣圏真陰流興義館、有限会社リアルジャパン
■席種 VIP席(特典付)10,000円、RS席8,000円、S席6,000円、A席4,000円
■発売所 e+ イープラス http://eplus.jp/tiger/(パソコン&携帯)、後楽園ホール他。
※ 中止となりました3月25日(金)の大会チケットはそのまま本大会にて、ご使用いただけます。
■お問い合わせ 掣圏真陰流本部・興義館03−3812−1202

  

 ■ 【新生武道『武道 掣圏』第1回武術大会5.12記者会見情報】

初代タイガーマスク 佐山サトル創建『武道 掣圏』第1回武術大会の全対戦カード発表!
“桜木裕司vs若翔洋(元大相撲関脇)”の他、佐藤光留(パンクラスMISSION)vs長谷川秀彦(元DEEPウェルター級王者)の     8年ぶりの再戦が決定!各試合勝者には、「エドワード・エクリュ社」より、賞品として、20万円相当のオーダースーツが贈呈!



12日、掣圏真陰流・興義館で記者会見が行われ、5月24日(火)に開催される『武道 掣圏』第1回武術大会の対戦カードが発表された。会見には、初代タイガーマスク佐山サトル総監をはじめ、本大会に出場する、桜木裕司(掣圏真陰流 師範)、若翔洋(フリー/元大相撲関脇)、佐藤光留(パンクラスMISSION)、長谷川秀彦(SKアブソリュート)、(パラエストラ八王子)、岡田孝(UMW)、間下隼人(掣圏真陰流 興義館)、立原基大(UMW)、斎藤彰文(掣圏真陰流 興義館)、竹嶋健史(格闘探偵団バトラーツ)、及び審判を務める瓜田幸造(掣圏真陰流 師範)が出席。

 メインイベントは、掣圏真陰流の師範を務めている桜木裕司vs元大相撲関脇・若翔洋の無差別級戦。自ら「第1回大会に出させて欲しい」と、佐山サトル総監に直訴したという桜木は会見の席で「僕が戦うことで、この掣圏真陰流をしっかりとした武道として表現したい。強さだけでない礼儀・礼節の部分も戦いを通じて見せていきたい」と宣言した。
 対する若翔洋は都合により会見を欠席したが、書面にて「大相撲界を代表して、正々堂々と戦いたいと思います」とコメントしている。

 この4月に神楽坂スタジオも完成したばかりで、掣圏真陰流としても大事な大会となる。礼儀・礼節を見せることが目的の『武道 掣圏』とはいえ、最終試合で師範が敗れることは許されない。ましてや若翔洋との体重差は約60キロ。厳しい戦いになると予想される。しかし、「これから後に続く選手たちにも戦う姿を見てもらいたい」と自分の立場を自覚している桜木に迷いはない。「押し出しでくるのは分かっているので、それに対してどう対処するのかは当日見ていただければ。不利と分かった上で試合に出ると決めたんで、逆に大相撲出身の方とやるからこそ、『武道 掣圏』でいろんなものが表現できるのかなと思っています」と力強く語った。

 セミファイナルでは第零回大会でメインイベントを務めたパンクラスMISSIONの佐藤光留と、以前から興義館で練習を重ねている元DEEPウェルター級王者の長谷川秀彦が激突する。

 奇しくもこの2人はかつてパンクラスのリングで対戦している(2003年6月22日、梅田ステラホール大会。長谷川が判定2−1で勝利)。パンクラスMISSION所属として現在はプロレスを中心に活動している佐藤と、DEEPのウェルター級戦線で活躍している長谷川が、『武道 掣圏』のリングで再会するのは、運命めいたものを感じずにはいられない。

 共に会見に出席した両者。「普段、自分が総合格闘技の試合で勝つためにやっている練習の足りない部分が補えるというか。技術的にもそうですけど、精神的な面で強くなれるというのが非常に大きいと思います」と『武道 掣圏』の有用性を語った長谷川は、「佐藤選手とは8年前に試合をしたけど、もう時間が経っているのでその時の結果は関係ないです現在、佐藤選手はプロレスを中心にやっていますけど、魅力的な選手だなと思います。体重差がありますが、まったく気にしてません」と冷静にコメントした。対する佐藤は「1回負けた相手には“どれだけ強いのか”という不安がつきまとうんですが、この試合を通じてそれを乗り越えていきたい。心を鍛えるという部分で、再戦の舞台が『武道 掣圏』なのは意味があると思ってます。再戦が出来て非常にありがたいという気持ちです」と心境を吐露。『武道』という意味でも、『格闘技』という意味でも注目の対戦になりそうだ。

 また、掣圏真陰流 期待のホープである間下隼人と斎藤彰文も第零回大会に続き連続参戦を果たす。間下は前回、斎藤を破った立原基大と対戦する。会見の席で、間下は対戦相手の立原を前にして「自分は斎藤よりも先輩。キッチリ仇を取らせていただきたいと思っています」と宣言。また、バトラーツの竹嶋健史と対戦する斎藤も「前回の悔しさをバネにして、今回は勝てるように頑張ります」と出直しを誓った。2人はこの春から掣圏真陰流の指導員を務めることになっただけに、試合に懸ける思いも強いはず。“虎の子”2人の成長具合も気になるところだ。

 今回の会見で8試合が決定。出場者たちのコメントを聞き、大きく頷いた佐山総監は「“武道とは何か?”を分かって選手たちが試合をしてくれる。そして、お客さんまでも正装して会場に来てくださるなど、それを分かってくれている。これが非常に強みだと思います。10年後、20年後、あるいは100年後になっても、今回出場する選手たちの魂が『武道 掣圏』を培ってくれる、そういった意味の武道にしていきたい。皆さんがこの大会に出てくれるのは、私にとって凄く名誉なことです」と選手たちを激励した。

 今大会に続く第2回大会は9月〜10月頃を予定。佐山総監は「神聖なものにしたいので、意義のある場所でやっていきたい。商業ベースには乗せたくないですけども、日本に染み入るようなものにしていきたいと思います」と語っていた。

 なお、会場内には東日本大震災チャリティー募金箱を設置。大会の収益金の一部と共に、東京都共同募金会を通じて、義援金にあてられる。また、各試合の勝利者にはエドワード・エクリュ社から20万円相当のオーダーメイドスーツが贈呈される。
 

【『武道 掣圏』第一回武術大会 組合せ】
 
<第八試合 無差別級>
桜木裕司(さくらぎ ゆうじ)
掣圏真陰流興義館/180a/93s/33歳/初出場
前WAFCパンクラチオン世界無差別級王者、UKFキックボクシング・インターナショナル・ヘビー級王者
VS
若翔洋(わかしょうよう)
フリー/182a/150s/44歳/大相撲、総合格闘技、
元大相撲関脇/初出場

<第七試合 90キロ以下契約>
佐藤光留(さとう ひかる)
パンクラスMISSION/174a/90s/30歳/総合格闘技/2回目
vs
長谷川秀彦(はせがわ ひでひこ)
SKアブソリュート/175a/82s/32歳/柔道・サンボ/第2代DEEPウェルター級王者/初出場

<第六試合 76キロ以下契約>
山本裕次郎(やまもと ゆうじろう)
チーム太田章/167a/75kg/ 3 2歳/柔道・総合格闘技・プロレス/
バトラーツ「Bルールトーナメント」2010・2011優勝/2回目
vs
高橋良明(たかはし よしあき)
パラエストラ八王子/183a/75kg/24歳/総合格闘技/初出場

<第五試合 90キロ以下契約>
★宮沢誠(みやざわ まこと)
荒武者総合格闘技/171a/90kg/39歳/総合格闘技、レスリング/
レスリング全日本社会人大会優勝、コンバットレスリング 85Kg超級優勝/初出場
vs
★岡田 孝(おかだ たかし)
UMW/177a/85s/40歳/柔道・空手・柔術/初出場

<第四試合 85キロ以下契約>
★間下隼人(ました はやと)
掣圏真陰流興義館/180a/ 87kg /24歳/掣圏真陰流/2回目
vs
★立原基大(たちはら もとひろ)
UMW/178a/ 78kg /33歳/総合格闘技・レスリング・プロレス/2回目

<第三試合 83キロ以下契約>
★斎藤彰文(さいとう あきふみ)
掣圏真陰流興義館/181a/ 81kg /22歳/掣圏真陰流/2回目
vs
★竹嶋健史(たけしま けんじ)
格闘探偵団バトラーツ/172a/80s/24歳/レスリング/初出場

<第二試合 70キロ以下契約>
★吉間順一(きちま じゅんいち)
MAX-GYM/173a/ 62kg /32歳/レスリング、総合格闘技/2回目
vs
★山根聖也(やまね せいや)
竜司team/167a/72kg/24歳/ボクシング、総合格闘技/ボクシング東北大会優勝、
全国選抜3位/初出場

<第一試合 60キロ以下契約>
百々拳人(どど けんと)
実武道会館/170a/58kg/18歳/空手、テコンドー/第6回オープン空手拳法選手権大会優勝/2回目
vs
★大西健司(おおにし けんじ)
截空道京都総本部/169a/60kg/18歳/截空道/初出場

※ 出場選手は出場選手は怪我、その他の理由により、変更となる場合が有ります。

 
初代タイガーマスク 佐山サトル創建『武道 掣圏』第一回武術大会
 

■日時 2011年5月24日(火)開場17:30開始18:30
■会場 東京・後楽園ホール
■主催 掣圏真陰流興義館、有限会社リアルジャパン
■席種 VIP席(特典付)10,000円、RS席8,000円、S席6,000円、A席4,000円
■発売所 e+ イープラス http://eplus.jp/tiger/(パソコン&携帯)、後楽園ホール他。
※ 中止となりました3月25日(金)の大会チケットはそのまま本大会にて、ご使用いただけます。
■お問い合わせ 掣圏真陰流本部・興義館03−3812−1202

  

 ■ 【MA日本キック】公式リリース

 
初代タイガーマスクと5代目タイガーマスクが遂に衝撃の激突!
MA日本キック『BREAK-13〜梶原一騎25回忌追悼記念・第14回梶原一騎杯〜KICKGUTS2011』
5月8日(日)後楽園ホール大会

【対戦決定カード】
 
◇◆ プロレスリング スペシャルマッチ【タッグマッチ】 45分1本勝負◇◆
初代タイガーマスク(リアルジャパン)、スーパー・タイガー(リアルジャパン)
vs
5代目タイガーマスク、グラン浜田(フリー)


【大会概要】
WKA世界空手道連盟主催
『BREAK-13〜梶原一騎25回忌追悼記念・第14回梶原一騎杯〜KICK GUTS 2011』

■開催日時:2010年7月18日(日) 開場/17時00分 試合開始/17時15分
■会 場:後楽園ホール
■席種・料金:SRS席:15.000円/ RS席:12.000円/
          S席:10.000円/ A席:7.000円/ B席:5.000円
■主 催:真樹ジム
■認定・問合せ/MA日本キックボクシング連盟  事務局 042-530-8630
■チケット販売所: リアルジャパン(090-2430-8563)、
            チケットぴあ、後楽園ホール、真樹プロダクション(03-3402-6105)



真樹ジム主催興行『BREAK-13』
[KICK GUTS 2011 梶原一騎25回忌追悼記念・第14回梶原一騎杯]
対戦決定カード

スペシャルメインイベント4(第10試合)/MA日本Sフェザー級王座決定戦/3分5R(延長1R)
元MA日本バンタム&フェザー級チャンピオン
MA日本Sフェザー級1位 RIOT(真樹オキナワ)
VS
MA日本Sフェザー級2位 町田光(橋本道場)

スペシャルメインイベント3(第9試合)/MA日本フェザー級タイトルマッチ/3分5R
MA日本フェザー級チャンピオン BOB(MAG)
VS
MA日本フェザー級1位 十二林稔(HOSOKAWA)

スペシャルメインイベント2(第8試合)/初代WPMFフライ級王座決定トーナメント準決勝/3分5R
MA日本フライ級チャンピオン/WPMF日本フライ級1位 加藤竜二(橋本道場)
VS
WPMF日本フライ級3位 薩摩サザ波(TARGET)

スペシャルメインイベント1(第7試合)/62kg契約/交流戦/3分5R
MA日本ライト級チャンピオン/WPMF日本ライト級9位 梶田義人(武勇会)
VS
元全日本ライト級1位 藤牧孝仁(はまっこムエタイ) 

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◇◆第6試合/プロレスリング スペシャルタッグマッチ 45分1本勝負◇◆
初代タイガーマスク(リアルジャパン)&スーパー・タイガー(リアルジャパン)
vs
5代目タイガーマスク&グラン浜田(フリー)
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第5試合/ミドル級/3分3R(延長1R)
元WMAF世界ミドル級チャンピオン
M-1ミドル級チャンピオン 我龍真吾(ファイティングマスター)
VS
MA日本ミドル級1位 宮本寛之 (花澤)

第4試合/MA日本Sライト級次期挑戦者決定トーナメント決勝/3分5R(延長1R)
MA日本Sライト級1位 田中秀和(橋本道場)
VS
MA日本Sライト級2位 冨田健祐(真樹アイチ)

第3試合/58kg契約/3分3R(延長1R)
MA日本フェザー級2位 テープジュン・サイチャーン(真樹アイチ)
VS
MA日本Sフェザー級10位 鋭司(HIMI)

第2試合/MA日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝/3分5R(延長1R)
MA日本ウェルター級3位 雪丸(真樹アイチ)
VS
MA日本ウェルター級4位 諸岡直人(Kインター柏)

第1試合/ライト級/3分3R(延長1R)
MA日本ライト級5位 宮城友一(真樹オキナワ)
VS
MA日本ライト級7位 狂平(武勇会)

※出場選手の怪我などによりカードが一部変更になる場合がございます。

 

 ■ 【レジェンド・ザ・プロレスリング記者会見情報】

東日本大震災復興支援チャリティー大会 『LEGEND THE PRO-WRESTLING』

■日時 5月7日(土) 開場15:00 開始16:00
■ 会場 大阪府立体育会館第2競技場



4月7日(木)、東京・掣圏真陰流興義館で初代タイガーマスクが記者会見を行い、5月7日(土)に開催される『LEGEND THE PRO-WRESTLING』大阪府立体育会館第二競技場大会において、小林邦昭とシングルマッチを行うと発表した。両者が対戦するのは、2007年9月21日に行われたリアルジャパンプロレス後楽園ホール大会以来、3年8ヵ月ぶりとなる(その時は、初代タイガーマスクが回転エビ固め勝利)。

 すでにメインイベントとして藤波辰爾vs長州力の再戦が決定していたが、当初、初代タイガーマスクは、今大会から『初代タイガーマスク覆面5番勝負』を行う予定だった。世界中のマスクマンとシングルで対戦するという“夢の企画”に合わせて、実行委員会は小林に特別レフェリーをオファー。しかし、小林が「レフェリーではなく、直接戦いたい」とアピールし、事態は混迷する。

“虎ハンター”小林には当然「覆面レスラーじゃなく、俺こそが相手に相応しい」という思いもあり、前回の会見に乗り込んだが、初代タイガーマスクは同席を拒否。その後の動きに注目が集まっていたが、今回正式に両者の対戦が決定した。

 初代タイガーマスクは当初、小林との対戦には否定的だったという。
「長州さんと藤波さんの試合に触発されたんでしょうけど、最初は“本気で言っているの?”と思ってて。“じゃあ、エキシビジョンでやるか”と言ったら、小林さんは本気でやりたいと。ただ、そのために物凄い練習を積んでいると話を聞いたので、“それならいいんじゃないか。どれぐらいの覚悟があるのか分からないけれど、やるんだったらやればいい。それなりにこちらも対処しよう”と考えるようになりました」

 3月11日におこった未曾有の大地震を受けて、藤波&長州と話し合いを進めた結果、今回は『東日本大震災復興支援チャリティー大会』として開催されることが決定。収益の一部は日本赤十字社を通じ被災地への義援金にあてられ、また、会場には募金箱を設置し、被災者への義援金を募る。

「藤波さん、長州さんと話し合いって、何か僕たちもやりたいなと。長州さんは“北海道から九州まで回って募金を集めたい。俺たち3人でやれば絶対集まるよ”とおっしゃっていました。それを聞いた時、この人の意気込みは凄いなと思ったんですが、僕にとっても今回は単なる初代タイガーマスクと小林邦昭の戦いではなくて、この大会によって東日本を何とか助けてあげたいという気持ちが心にあるんです」

 ヒザの負傷も回復してきているという初代タイガーマスクは、万全の状態で試合に臨むべく、トレーニングに励んでいる。
「大阪のファンの方々にお願いしたいのは、東日本を助けて欲しいと。そのためにもいい試合をしたい。お互い50代ということで前のような試合はできないでしょうけど、小林さんは凄い練習しているということなので、そういう部分には期待しています」

 素顔の佐山サトル個人としても、被災地の人々が苦しんでいるPTSD(心的外傷後ストレス障害)を治療すべく、旧知のドクターと共に現地に行く計画をしているという。また、「自分たちが何ができるのかとなると、僕らはプロレスしかないんじゃないかなと思います」という言葉からも分かるとおり、初代タイガーマスクとしては、プロレスを使って長期的に復興の支援をしていく。
「東北の方がインタビューで“3ヵ月は我慢できるけど、後は分からない”と話していたが、“3ヵ月もあんな状態で我慢できるのか”と、その折れない心は凄いと思いました。でも、復興するまでには10年ぐらいかかるかもしれません。でも、僕たちの力で、そして皆さんの力で、その10年を9年、8年、7年、6年、5年と…もっと短くなるお手伝いが出来ればと思っています。少しでも早く同じような生活に戻ることが出来ればと。そういうことをやっていきたいなと」

『LEGEND THE PRO-WRESTLING』というプロジェクトは、発足当初からボランティアをテーマに掲げていた。今後も藤波辰爾、長州力、初代タイガーマスクの3人は力を合わせ、東日本大震災と向き合っていく。


■ 全対戦カード

▼第1試合20分1本勝負
AKIRA、ニャムジャブ・ロブサンドルジ vs エル・サムライ、倉島信行

▼第2試合20分1本勝負
ヒロ斉藤、ベアー福田、藤田峰雄 vs アレクサンダー大塚、間下隼人、斉藤彰文

▼第3試合30分1本勝負
泉田純至、菊地毅、橋誠 vs ブラックタイガー、スーパー・タイガー、タイガー・シャーク

▼第4試合30分1本勝負
大森隆男、石井智宏 vs 本間朋晃、関本大介

【本日04/07(木)発表】
 
▼セミファイナル45分1本勝負
 
初代タイガーマスク(リアルジャパンプロレス) vs 小林邦昭(新日本プロレス)


▼メインイベント60分1本勝負
 
藤波辰爾 vs 長州力

 
※大会収益金の一部は日本赤十字社を通じ被災地への義援金とさせていただきます。
※会場に募金箱を設置し被災者への義援金を募ります。

  

 ■ 【開催延期のお知らせ】初代タイガーマスク 佐山サトル 新生武道『武道 掣圏』

 
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初代タイガーマスク 佐山サトル創建 
新生武道『武道 掣圏』第一回武術大会 開催延期のお知らせ
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この度の東北地方太平洋沖地震による被災者の皆様には、
心よりお見舞い申し上げますと共に、被災された方々の一人でも多くの方の
ご無事と、一刻も早く通常の生活に戻れることをお祈り申し上げます。

3月25日(金)後楽園ホールにて開催を予定しておりました,
新生武道『武道 掣圏』第一回武術大会につきまして、
この度の東北関東大震災の被害の広がり、
その影響による断続的な余震の継続発生その他様々な状況を考慮の上、
開催延期を決定させていただきました事を、お知らせ致します。
皆様のご理解を頂けますよう何卒宜しくお願い申し上げます。


掣圏真陰流 興義館 
有限会社リアルジャパン

※尚、チケット払戻し、延期開催の有無等の詳細が決定致しました時点で、
改めてご案内させていただく予定です。ご購入のチケットはお手元に
保管いただき、後日の発表をお待ちいただければ幸いです。


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本件に関するお問合せ先:
掣圏真陰流 興義館 
有限会社リアルジャパン代表取締役 平井丈雅
【携帯】090-8946-6316 【Mail】tahirai@kiaiproject.com
文京区本郷三丁目6-13太平ビル2F 掣圏真陰流本部道場 興義館
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 ■ 【プロレス・ジャパン・エイド2011チャリティーオークション開催中!】

 
リアルジャパンプロレスでは、『プロレス・ジャパン・エイド2011』の一環として、
スポーツ界、芸能界の著名人の皆様のご協力により、チャリティーオークションを実施中です。
本当に貴重な一品、一品をご提供いただくことが出来ました。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

Yahooオークションへのご参加はこちらからお願いいたします。
⇒ http://www.e-link.me/real/rw/1299113417.htm
 

 ■ 【DEEP2011.2.25大会直前情報】

【DEEP】2・25メガトン級王座決定戦!桜木裕司「僕の打撃は階級に関係なく倒せる」 
2011/02/24 


 2月24日(木)東京・大久保のDEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、明日、東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局『10th Anniversary DEEP 52 IMPACT』DEEPメガトン級(無差別)王者決定戦の計量・調印式が行われた。 

 初代王者・川口雄介が怪我でタイトルを返上し、桜木裕司(掣圏会館)と田澤和久(THUG LIFE香和)によって争われるDEEPメガトン級のベルト。DEEPメガトン級は無差別級として行われ、調印式前の計量では桜木が92.4kg、田澤が110.5kg、約18kgの体重差がある中での試合となる。 

 調印式に先駆け、DEEP佐伯繁代表が挨拶。「初代王者の川口選手が怪我のため、試合が夏以降になるということで、ここで桜木選手と田澤選手で王座決定戦を行うことになりました。当初、メガトンは半分くらいはふざけた感じで選手を選んでトーナメントをやったのですが(笑)、決勝戦では川口選手と井上俊介選手がすばらしい試合をしました。昨年、川口選手がDREAMでジェームス・トンプソンに勝ちましたが、これは大きなことです。桜木選手はメガトン級では体重が軽いのですが、その軽さが武器になると思います。また田澤選手は国内で勝てる選手がいるのかなと思うようなフィジカルを持っています。どちらが勝って王者になるのか。激しくて強い王者が生まれて欲しい欲しいと思います。 

 またこの試合がDEEP10周年、一発目の大会のメインです。僕がいつも言うように、タイトルマッチは勝たなければどうにもならない試合です。でもメインイベントは大会のすべてで、この一試合で大会の印象が変わってしまいます。格闘技がこのようなご時勢ですが、2人には『メガトンの試合は違う』『大きい選手は違う』というところを見せてもらい、お客さんに喜んで帰ってもらえればと思っています」と試合の見所、そしてこの試合への期待を話した。 

 佐伯代表の挨拶の後、調印書に佐伯代表、桜木、田澤がサイン。それぞれ「明日は僕の人生の中でも大事な日になると思います。DEEPのタイトル、無差別級、そして田澤選手という相手、この階級で一番強いと思う日本人と戦えることがうれしいです。今までやってきたことのすべてをかけて闘います」(桜木)、「桜木選手が言ったように、自分にとっても明日は大きな分岐点です。全力で勝ちに行きたいと思います」(田澤)と意気込みを語った。 

 ここまで6勝1敗1分という成績でタイトルマッチのチャンスを掴んだが「自分では順調だとは思っていません。もっと早くここまで来る予定だった(苦笑)」という田澤。「ベルトが欲しくて欲しくてたまらない。ベルトが夢に出てきました」とベルトへの想いを口にする一方、「ここでベルトを獲って『チャンスを下さい』と言いたい。メジャーと言われる舞台に出たいし、ベルトを獲ってそれを言わなきゃいけない。ベルトを獲るのはそのための最低条件。最低の最低条件です」とベルトが最終目標ではないと言い切った。 

 対する桜木は「田澤選手は正直やりたくない相手でした。でも試合の話をもらって、避けては通れない相手だと思いました」とコメント。「田澤選手はかなりの強敵で、もしテイクダウンされたら逃げられないと思います。他のスーパーヘビー級の選手は関節技を狙う時に隙が出来るのですが、田澤選手にはそれがない。寝技になったら逃げようがないです」と厳しい試合になることを予想する。 

 しかし「僕が勝つためには打撃しかない。田澤選手が組んでくる前に仕留めます。ここまで来たら小手先の技術は通用しないし、数は少ないですが僕が持っている武器、刀は研ぎ澄ませています。(体重差が約18kgあるが)今まで自分がやってきた試合を考えたら体重差は関係ないし、田澤選手の勢いを使ってカウンターで仕留めたい。僕の打撃だったら階級に関係なく倒せると思います。僕が勝つにしろ負けるにしろ短期決着になるでしょう」と一撃必殺の打撃によるKO勝利を誓った。 
 

DEEP事務局 
「10th Anniversary DEEP 52 IMPACT」 
2011年2月25日(金)東京・後楽園ホール 
開場17:30 開始18:00 


▼メインイベント(第11試合) DEEPメガトン級(無差別)王者決定戦 5分3R 
 
桜木裕司(掣圏会館)  VS  田澤和久(THUG LIFE香和)

  

 ■ 【プロレス・ジャパン・エイド2011大会直前見所特集】


前代未聞の全席招待チャリティーイベント!
〜初代タイガーマスクの願いは心のつながり。

児童養護施設の子供や障害者の方々をプロレスに招待したい――。そんな初代タイガーマスクの思いが詰まったプロレスチャリティーイベント「プロレス・ジャパン・エイド2011」が、2月18日(金)、東京・代々木の代々木競技場第二体育館で開催される。この記者発表翌日から「タイガーマスク運動」といわれる施設への寄付現象が全国で起こったが、まさに初代タイガーマスクのイベント開催発表は、そのさきがけになった。初代タイガーマスクの願いは人と人との心のつながり。口で言うことは誰だってできる。それを実現させた心意気と行動力に喝采だ!
(構成・文:安田拡了)

初代タイガーマスクリアルジャパンプロレス プロレスチャリティーイベント
『 プロレス・ジャパン・エイド2011』


■開催日時:2011年2月18日(金) 
開場/16時30分 開始/18時00分                 
■会場:代々木競技場第二体育館
■主催: 『プロレス・ジャパン・エイド2011 』実行委員会 /有限会社リアルジャパン/
            掣圏真陰流本部 興義館 
■後  援:社会福祉法人東京都共同募金会 チェアウォーカー快適情報誌 WaWaWa
                社会福祉法人 東京都社会福祉協議会東京善意銀行

全国的な「タイガーマスク運動」のさきがけ!?

 初代タイガーマスクが無料のチャリティーイベント「プロレス・ジャパン・エイド2011」を行なうと発表したのは昨年12月24日のこと。「養護施設の子供たちや障害者の方々が自分でチケットを買ってプロレスを見る機会は、なかなかないと思います。プロレスをご覧になった方々が元気を持つことが出来ればと思います。このイベントは特別なものです。プロレス界全体が飛躍する第一歩と言えるような大会なんです。 “いい試合をする”と“世の中のためになる”という2つを達成することができれば、本当に幸せです」と、まさにクリスマスプレゼントのような発表だった。
ところが、この記者発表の翌日、養護施設への寄付行為が伊達直人(劇画タイガーマスクの主人公名)の名で起こり、それが報道されると続々と全国で施設への寄付行為が起こっていった。
この一連の寄付行為を「タイガーマスク運動」というらしいが、結果的に初代タイガーのイベント開催発表はその運動のさきがけとなった感がある。
イベントを主催するリアルジャパンでは、すでに対戦カードが発表する前から施設に招待状を送っていて、申し込みが殺到、用意された招待席約3150席はあっという間に埋まってしまったというから、イベントを企画した甲斐があったということだろう。
さて、今回のチャリティーイベントの特徴は、通常のプロレスイベントと同じような一押しカードが惜しみなく満載されていること。そして出場するレスラーやイベントに賛同する著名人のチャリティーオークションも行なわれることだ。聞けば、なんと長島茂雄のサイン入りバットなどもオークションに出されるとのこと。そのほかにどんなものが出されるか。楽しみだ。

豪華なカードにマスコミ仰天!

さあ、試合の話をしていこう。
今回のイベントでは、試合はいつものストロングスタイルをベースにしながらも、楽しさを前面に押し出したいということで、メインはすでにレジェンドタッグを結成して大成功している初代タイガーマスク(リアル・ジャパン)&長州力(リキプロ)&藤波辰爾(ドラディション)のチームに、これまた幅広い層に人気のあるザ・グレート・サスケ(みちのく)&四代目タイガーマスク(新日本)&グラン浜田(フリー)の、かつての“みちのく正規軍”が再びチームを組んで対戦する。
カードが発表された時、マスコミ関係者から「この豪華カードでチャリティーをやるとは!」と驚嘆の声が上がっていたが、初代タイガーマスクは「そう思っていただけると光栄。チャリティーとして皆さんを元気づける試合を組んだ。いつもの試合以上に楽しんでいただければと思います」。
利益や効率が優先される時代。
日ごろからそんな時代を嘆き「そうじゃないんだ!いまの日本に足りないのは人と人の心のつながりなんだ」と訴えていた初代タイガーマスクだけに力の入ったマッチメークになったのは当然だろう。この2人のファイトもプレゼントのひとつ!
飛ぶ!極める!投げる!蹴る!
プロレスのすべてを網羅させた6人タッグマッチだ。
実力伯仲!好敵手の戦いをプレゼント

セミ(第四試合)はレジェンド選手権。
この試合は王者・長井満也(ドラディション)に関本大介(大日本)が再挑戦する。
この2人に関しては初代タイガーマスクが実力の高さを日ごろから大絶賛している。
「プロレス界で2人の評価は高い。しかし、もっともっと評価されてもいい実力を持っていると思います。そんな2人のファイトを見てもらいたい」
この選手権、初代タイガーがイベントに招待した方々にぜひともプレゼントしたかった試合。
前回は長井の防衛だったが実力伯仲。両者リングアウトに終わっただけに決着戦となる。王者の長井は初代タイガーマスクに憧れて中学卒業後、スーパータイガージムに入門。
その初代タイガーから期待されているのだから、当然、気力みなぎる。この長井に、こちらも初代タイガーの評価が高い関本が挑みかかる。
長井はもともと大柄で一発一発の打撃が重い。関本は上背はないがそれをカバーするために、努力して横幅を筋肉でつけたガッチリとした体格を作った。長井の重い一発を受けても踏ん張れる自信もある。両者お互いにスキを見せられぬ迫力試合になりそう。

初登場、崔の動きが面白くさせる!?

第三試合はれっきとしたプロレスファンもまったく展開が読めない6人タッグマッチが実現だ。
鈴木みのる(パンクラスMISSON)&ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)&スーパー・タイガー(リアル・ジャパン)vsアレクサンダー大塚(AODC)&崔リョウジ(ZERO1)&佐藤光留(パンクラスMISSION)の6人タッグ。
ともに頭の回転が速い鈴木みのるとウルティモのべテラン2人がどんどん試合の主導権を握っていくと、予測したいところだが、今回ばかりはそうはいかない。おそらく動きの早い初出場の崔が暴れまわって鈴木やウルティモが展開していく流れを変えてくれることだろう。
そんな崔に鈴木がどう対応するかも面白い。6人タッグだけに、目まぐるしいタッチの中で勝負は一瞬できまる。ためらったりしているとチャンスを逃す。うまさよりも速さ。それがタッグの面白さだ。その意味でも崔の機敏さが試合を面白くさせるかも。

リアルジャパンの活力を見よ!

このイベントはリアルジャパンが主催するものだ。言うまでもなく所属選手たちは誇りに思っていることだろう。
 そんな気持ちを見せつけられるように第二試合はリアルジャパンタッグ選手権となった。
リアルジャパンの格闘技色を色濃く持っているタイガー・シャーク&ブラック・シャドー組に石川雄規(バトラーツ)&山本裕次郎(チーム太田章)組。お互いにゆずらぬエネルギッシュな力をタッグで見せ付けてくれるはずだ。
第一試合はスーパー・ライダー&斎藤彰文vsケンドー・ナカザキ&間下隼人のリアルジャパン勢同士の戦い。スーパー・ライダーはリアルジャパンで本物のストロングスタイルを復活させるという使命感を持っている選手で、第一試合でそれを見せ付けてくれるだろう。
さて、チャリティーイベントの別のテーマはあるのかと初代タイガーに聞いたら「活力」という言葉が返ってきた。
 これはチャリティーイベントを開催するリアルジャパンという団体が、常に前に進んでいて活力があるんだというところから出てきた言葉だと思う。選手たちもそれを感じていることだろう。自然に沸きあがってきた選手たちの活力を見ていただこう。そしてお客さんに楽しんでもらいたい!

<全対戦カード>

【メインイベント6人タッグマッチ 60分1本勝負】

初代タイガーマスク(RJPW)&藤波辰辰爾(ドラディション)&長州力(リキプロ)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&4代目タイガーマスク(新日本プロレス)
&グラン浜田(フリー)

【セミファイナル レジェンド選手権 60分1本勝負】

【王者】長井満也(ドラディション)
vs
【挑戦者】関本大介(大日本プロレス)

【第三試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負】

鈴木みのる(パンクラスMISSION)&ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
&スーパー・タイガー(RJPW)
vs
アレクサンダー大塚(AODC)&崔リョウジ(ZERO1)
&佐藤光留(パンクラスMISSION)


【第二試合 リアルジャパンタッグ選手権 60分1本勝負】

【王者】タイガー・シャーク(RJPW)&ブラック・シャドー(RJPW)
vs
【挑戦者】石川雄規(バトラーツ)&山本裕次郎(チーム太田章)

【第一試合 タッグマッチ 20分1本勝負】

スーパー・ライダー(RJPW)&斎藤彰文(RJPW)
vs
ケンドー・ナカザキ(RJPW)&間下隼人(RJPW)


※出場選手は出場選手は怪我、その他の理由により、変更となる場合が有ります。

  

 ■ 【リアルジャパンプロレス2.10(木)プロレスチャリティーイベント記者会見】

初代タイガーマスク リアルジャパンプロレスが、 前代未聞の入場者全員招待のビッグマッチを開催!
 メインでは初代・藤波・長州がタッグ結成!! プロレスチャリティーイベント『プロレス・ジャパン・エイド 2011』 2011年02月18日(金)代々木競技場第2体育館

 2月10日、初代タイガーマスク率いるリアルジャパンプロレスが興義館で記者会見を行い、2月18日に開催される『プロレスチャリティーイベント プロレス・ジャパン・エイド2011』の全カードを発表した。 
 児童養護施設の子供たちや障害者の方々、さらには入場を希望する一般のファンも無料という前代未聞の同イベント。会場内では募金活動、さらに、出場する選手やこのイベントに賛同する著名人のグッズオーディションも行われ、収益金の一部は関係施設に寄付されることも決定ずみなだけに、カード発表にも当然大きな期待がかかっている。 
「今回の大会は、楽しい試合ということを念頭に置いて考えました。リアルジャパンの持つストロングスタイルということに固執するのではなくて、楽しく、かつ子供たちや障害を持つ方々に夢を与えていく試合を見せたい」  “プロレスで世の中を元気にする” その合い言葉のもと決定された全5試合は、リアルジャパンプロレスにレギュラー参戦している選手たちの他、4代目タイガーマスク、ザ・グレート・サスケといった幅広い層に人気のある選手の名前も。藤波辰爾、長州力といったスーパーレジェンド勢が登場し、さらに“世界一性格の悪い男”であるはずの鈴木みのるがチャリティーイベントに登場するというサプライズ(?)も盛り込まれた、非常に豪華な内容となった。  初代タイガーマスクが絶賛し太鼓判を押す長井満也と関本大介による「レジェンド選手権」のほか、ZERO1からは崔リョウジの初参戦も決定。  前回の会見でリアルジャパンタッグ王座の防衛戦を行いたいと語ったタイガー・シャークの希望通り、タイガー・シャーク&ブラック・シャドー組と石川雄規&山本裕次郎組による選手権試合も決定している。  さらに、メインカードでは初代タイガーマスク・藤波辰爾・長州力が揃って登場。昭和のレジェンド3選手に相対するのは、かつて「みちのくプロレス正規軍」として活躍していたザ・グレート・サスケ、4代目タイガーマスク、グラン浜田の3選手。東北の地方会場をおおいに賑わせていた3選手がチャリティー大会のメインで昭和の新日本プロレスを代表する3人を相手に戦うという、プロレスファンには時代の流れとロマンを感じさせるものになっている。 「チャリティーとして皆さんを元気づけるにふさわしい試合になると思いますね。ただ、試合は全力でぶつかっていきますから。夢を与える試合ではありますけれど、いつもの試合と変わらない内容にはなると思います」  おとずれた観客に夢を与えつつ、戦いとしてのプロレスも同時に魅せていく。そんな試合となることは間違いなさそうだ。まさに見逃せない大会となる予感だが、昨年の開催発表後に応募が殺到し、チャリティー招待も行われるとあって会場はすでに満員となることがほぼ確定ずみ。かつてない規模のチャリティー大会という功績とともに、プロレスの歴史に刻まれる伝説の大会となることは間違いないだろう。  また、初代タイガーマスクは会見の冒頭で「皆さんが伊達直人みたいなもので、私だけではない」と、数多くのプロレスラーがこれまで積極的にチャリティーに取り組んできた事実に触れた上で「今大会は半年以上前から準備してきたことなので、一連のタイガーマスク騒動の中で行うわけではないということをご理解いただきたい」とコメント。チャリティーの精神が一時的な騒動として消費されることを懸念しつつ、大会に協力を申し出た選手、関係者に感謝の意を表すことも忘れなかった。 


初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
プロレスチャリティーイベント『プロレス・ジャパン・エイド 2011』 

■開催日時 2011年2月18日(金)開場16:30開始18:00 
■会場 東京・代々木競技場第二体育館
■主催 『プロレス・ジャパン・エイド 2011』実行委員会/有限会社リアルジャパン
            /掣圏真陰流本部 興義館 
■後  援:社会福祉法人東京都共同募金会、チェアウォーカー快適情報誌 WaWaWa
                社会福祉法人 東京都社会福祉協議会東京善意銀行

■内容 プロレスリングの試合(5試合)、選手&各界著名人お宝グッズオークション、他。
            募金及びグッズオークション収益金一部を関係施設に寄付させていただきます。

 <全対戦カード>

 【第五試合 メインイベント6人タッグマッチ 60分1本勝負】 
初代タイガーマスク(RJPW)&藤波辰爾(ドラディション)&長州力(リキプロ) 
vs 
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&4代目タイガーマスク(新日本プロレス)&グラン浜田(フリー) 

【第四試合 レジェンド選手権 60分1本勝負】 
長井満也(ドラディション) vs 関本大介(大日本プロレス)

 【第三試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負】 
鈴木みのる(パンクラスMISSON)&ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)&スーパー・タイガー(RJPW) vs 
アレクサンダー大塚(AODC)&崔リョウジ(ZERO1)&佐藤光留(パンクラスMISSON)

 【第二試合 リアルジャパンタッグ選手権 60分1本勝負】 
タイガー・シャーク(RJPW)&ブラック・シャドー(RJPW)
 vs 
石川雄規(バトラーツ)&山本裕次郎(チーム太田章) 

【第一試合 タッグマッチ20分1本勝負】 
スーパー・ライダー(RJPW)&斎藤彰文(RJPW) vs ケンドー・ナカザキ(RJPW)&間下隼人(RJPW) 

※出場選手は怪我、その他の理由により変更となる場合があります。 

■お問合せ リアルジャパン事務局 電話03−3833−3662

 

 ■ 【【DEEP】2・25桜木×田澤のメガトン王座戦決定!】

1月12日(水)東京・大久保のDEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、2月25日(金)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局『10th Anniversary DEEP 52 IMPACT』の記者会見が行われ、主要対戦カードが発表された。 

今月8日(土・現地時間)に開催が決定していた、マカオにあるザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテルで
DEEP初となる海外での大会『DEEP MEYHEM IN MACAO』が延期になったことを受けて、今大会ではマカオで実現する予定だったDEEPメガトン級(無差別)王者決定戦の桜木裕司(掣圏会館)VS田澤和久(THUG LIFE香和)が行われる。 

会見には桜木のみ出席し、「マカオに向けて練習していましたが、今回も素晴らしい機会をいただいたので嬉しく思います。試合までの調整期間が増えたのでプラスになると思いました。メガトンのベルトが獲れるように頑張りたいと思います」」と意気込みを語る。 
また、桜木の師匠といえば、プロレスラー・初代タイガーマスクでもある佐山聡氏。漫画のタイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る匿名の寄付が全国で相次ぎ話題となっているが、この件について感想を聞かれた桜木は「タイガーマスクの原点に戻って、自分も社会に貢献したい」とコメントした。 

田澤については「HEATに出ていて、名古屋に柔道出身で強い選手がいるとは聞いていました。階級が上の選手なのでやるとは思わなかったのですが、いつかやるのかなと避けては通れない道だと思っていました。僕の格闘技の原点というのは、“小よく大を制す”なので、その部分を今回のタイトルマッチで体現出来したいと思います」と好試合を期待させるコメント。 

DEEP事務局 
「10th Anniversary DEEP 52 IMPACT」 
2011年2月25日(金)東京・後楽園ホール 
開場17:30 開始18:00 


<チケット料金> 
VIP席15,000円 SRS席10,000円 指定A席8,000円 指定B席6,000円 
※当日券は500円増し 
 

  

過去のインフォメーション

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2011 2010 2009 2008
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今後、定期的にランダムで選手のインタビュー記事を画像(または動画)にて掲載いたします。
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